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籠の中の月  作者: 四つ葉
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「母さん、碧大丈夫か?」

「平気よ。もう寝ちゃったわ」

母さんは手にマグカップを2つ持っていた。


「なぁ、母さん。俺は、碧に守ってやるって言ったんだ。でも守ってやれなかった・・・・・」

手に持っていたコーヒーは、もうとっくに冷めていた。


「裕真は、私と尚彦さんの子供なのよ。大丈夫よ。裕真、絶対に碧ちゃんを守るのよ」

母さんは、少し寂しそうな顔をした。


「あぁ・・・・・・父さん今日帰ってくるって言ってなかったか?」


「そうねぇ・・・・」





人は、必ず大きな何かを背負って生きている。


他人には、大したことじゃない、些細なことで人生が狂うことがある。




外は、闇が広がっていた。太陽がいない時間。




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