なっ、夏目漱石なんて全然好きじゃないんだからッ❤︎
『吾輩は猫である』、面白くねえよ。
ただ猫の独り言が続いてるだけじゃん
『こころ』、なんかやだ。
泥臭いドロドロの嫉妬じゃないか。
私の、夏目漱石への評価、Fランク
ぶっちゃけ全然楽しくない。
私が好きな作家
宮沢賢治
キラキラした世界観
教訓に満ちたストーリー
ハッキリしたプロット
そして五-七-五を意識した
リズミカルな文章
めっちゃ好きです。
芸術性がちりばめられている
私の、宮沢賢治の評価、SSSランク
勝てるわけがないよ
と、宮沢賢治推しだった私
しかしとある試練に直面しました。
〜〜〜〜〜〜〜〜
私、自分が素人だと実感しました。
語彙とか展開とか、技術面はもちろん
一番の要因はこちら
「書きたいことを書けてない!」
なんか違うんですよ。
一生懸命文章にしても
書きたいことからズレていて
根本的に私が求める小説じゃない
そんな感覚
で、ふと気づいた。
作家の真似をすればいいと。
初心に帰って作家の文章から、
何か学びを得れば良いのだと。
ところが何をトチ狂ったのか
私は…………私は…………
夏目漱石から学びを得ようと決めてしまいました‼️‼️‼️‼️‼️
なんでだよ!
〜〜〜〜〜〜〜〜
視野のサイズ
私の視野はSサイズです。
自分の足元や
脳内妄想や
主観的な独白
そういう事に注意がいく
視野が超狭い作家です。
宮沢賢治の視野はLサイズです。
宇宙の星座や
人間関係、社会性や
三人称視点による俯瞰
そういう広めの描写ができる
視野が広い作家です。
Sサイズの私が
Lサイズの文章を書くと
どうなるでしょう。
ブカブカです。
ブカブカになるのです。
とても不自然です。
ではどうするか?
Sサイズの私は
Sサイズの真似をすればいいのです。
で、夏目漱石に至るという訳です。
猫である吾輩の独白なんて
自分で見るとどうでもいい
ですが他人の評価は未知。
こころのドロドロ自殺展開
私はめちゃくちゃ嫌ですが
一般的には超絶名作です。
結局、私は作者になるんです。
読者の私は宮沢賢治が好きで
作者の私は夏目漱石を参考に
します‼️
めでたし めでたし