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第二話  冒険者試験・旅立ち

「カイトと一緒に冒険者として生きていきたいけどだめ、かな?」

ともう一度言われて僕は混乱した。

だって、僕は冒険者になって()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

でも、ユキナがしたいっていうなら俺は冒険者をやる。

「はぁ、幼馴染の頼みだからやるっきゃ無いよなっ」

と仕方なくでは無いけれど、どうしてもっていう雰囲気出してたから、冒険者の道もありかなと思っただけだ。

「べ、別にお前の為に冒険者に、なりたいって、訳じゃねーかんな!」

と言うとユキナが

「もうっカイトはデレやさんなんだからっ」

と言われて僕は赤面した。

「う、うるせぇ!!」

そう言って恥ずかしながらも大声で怒鳴った。

そして窓を思いっきり閉めてすぐに寝た。



「そろそろギルド行きますかねー」

と言って親が寝てる中、一人でギルドへ向かって行った。

歩いて20分弱で冒険者ギルドの冒険者資格採用試験会場に着いた。

そして試験を受けるための手続きを完了して会場内部へと進もうとしたら

「きゃあ!」

という声がして駆けつけるとユキナが強そうな男に腕を掴まれていた。

「お前さん可愛いなぁ俺の嫁になれ」

と男が言っていた。

「なぁお前何してんだ?」

と男にガンを飛ばして言うと

「こいつは俺のもんだ!お前みたいな小僧は関わってんじゃねぇぞ!!!」

と剣を振りかざしてきたので

「お前死ぬかもしれねぇけどムカつくから実践しとくわ」

と言ってから賢者級の雷魔法である皇帝雷(インペリアルボルト)を詠唱し、男に向けて放つと男は一瞬にして黒焦げになっていた。

「ユキナ大丈夫か?お前変な男に何もされて無いか?」

と心配して言うと、

「大丈夫に決まってるよ!カイトは大丈夫なの!?」

と肋などをポコスカポコスカ叩かれたが、

「大丈夫だよ。心配してくれてさんきゅーな!」

と返した。

そしていよいよ冒険者試験が始まった。

試験は歴戦の冒険者が相手をして俺たちの攻撃で冒険者ランクを判断するらしい。

そしてユキナの番になって

「ユキナー頑張れー!!」

と最大限の応援をした。

そしてユキナと冒険者との戦いが始まろうとした。


(ユキナ視点)

今私は物凄くやる気に満ち溢れています!

何故なら、カイト君に応援されているからです!

カイト君はいっつも私の事を心配してくれますしなんかツンデレみたいな感じが面白いんですよね。

そして今審判から始めの合図が出されました。

「手加減はしないぞ少女!」

と明らかに煽り?みたいなのを感じたので

エアロスピア(風槍)

という無数の槍を敵に目掛けて飛ばせる魔法を実戦で使ってみました!

そしたら冒険者が

「ぐがぁぁぁぁぁ」

と言って倒れ込みました。

「ユ、ユキナさんの勝ち!」

と言う審判の掛け声で歓声が出ました。

どうやら私は歴戦の冒険者に勝ったそうです。

そして受付の方からあなたの冒険者ランクはAランクになります

と言われて冒険者ランクAである証にピンバッジを貰いました!

次はカイト君の番なので精一杯応援したいと思います!

 

(カイト視点)

ユキナの番が終わり俺の番になった。

そしてユキナが冒険者を倒したことにより男の人から女の人に変わった。

そして「よろしくお願いします」

と冒険者の人に言うと、

「あんた可愛い見た目してんね。いっそのこと私の恋人にしてもいいんだが、でも手加減はしないよ!」

となんかよくわかんない事を言われた。

でもまぁいいっか。

と思ってユキナの方を見るとユキナの目が血走っていた。

なんでそんなに怒ってるのかわからないけどまぁいいでしょう。

そうして審判から始めの合図が出された。

相手は斧か、直ぐに仕留めてやる。

そして僕は氷の上級魔法氷の矢(アイスアロー)を放ち一瞬で終わらせた。

そして無事試験は終了して僕はユキナと同じ冒険者ランクAとなった。そして冒険者試験を受けた者全員に武器引換券が貰えたので早速指定の鍛冶屋へ急いだ。

武器か、どの武器にしようかな、と悩んでいると、

「私これにする!」

と言って槍を選んだ。

「じゃあ俺はこれ!」

僕は弓を選んだ。そして特別に鍛冶屋の人にドワーフが作ったオリハルコンの矢を15本くれた。

ありがとうございました!

と言って鍛冶屋を出た。

そして両親に今日の事を話すと王都でユキナと暮らしたほうがいい、一軒家ぐらいの大きさの家にしようとユキナの家と協議して即決した。

そして寝る前にまたユキナと話をする。

「冒険者ランクAだって!冒険者ランクSSSのうちでだよ!」

とユキナが嬉しそうにいっていた。

「これでカイトと一緒に王都にいくんだね、」

と喜びつつも、ユキナがユキナ自身の家から離れる事を寂しく思っているだろう。

「あっという間だったなぁ儀式から今日までが」

と時の速さを実感した。

「今日はお互い疲れてるから旅立つ明日、馬車の中でたくさん話そうぜ!!」

と言って俺は寝た。

  

そして、旅立ちの時が来た。

「お父さん、お母さん今ままでありがとうございました。これから王都に行って冒険者として頑張ってきます!」

と俺は俺の家族と、ユキナはユキナの家族と別れをした。

そして馬車が来て荷物を積んで俺らは俺らの故郷を後にした。











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