半島に住む度し難い者達
福島県産の水産物を輸入禁止にしていた韓国ですが、WTOによって不当だと判断されました。
その事について、韓国の京畿新聞という新聞社が社説で抗議?の声を上げています。
http://www.kgnews.co.kr/news/articleView.html?idxno=543778
ハングルですが、グーグル翻訳にかければ大体理解出来ますので、是非ともご一読を。
どうしてそんな記事を知っているのだ?かもしれませんが、私は長年のコリアウォッチャーなので、半島系のまとめサイトとかよく巡っているのです。
それは兎も角、度し難いという感想しか浮かびません。
国際秩序への朝鮮、もとい挑戦者だなと。
福沢先生の脱亜論の頃から全く成長していないなと。
いいんですよ、彼らが福島県産の水産物を嫌うのは。
「放射能がー」と言いたいのであれば、勝手に好きなだけ言えばいいんです。
買わないのも構わない。
それは彼らの自由だし、強制する事は出来ません。
日本国内でも同じです。
買いたくない人は買わなければ宜しい。
それだけの事です。
でも、それと国の輸入禁止措置は違う。
原発事故当時であれば検査体制の不備などもあり、一時的な禁止措置は止むを得ないとは理解出来ます。
しかし、全数検査を実施した後は話が別です。
科学的なデータで以て安全が保障されているのですから、それに反対するなら科学的な裏付けのある根拠を示せという事です。
嫌なら法律によって定めろという事です。
WTOは自由貿易を促進する為の国際機関ですが、福島県産だから輸入は認めないというのは明らかにWTOの理念に反します。
韓国では水産物の放射能の基準値が○○だから、それを超える物は輸入を禁ずるとか、そういう法律があれば別ですよ。
WTOは何も放射能の基準値までをも定めている訳ではないでしょうから、それは加盟国の国内法に基づいて判断される筈です。
韓国がそのような法律を定めたなら、当たり前のように尊重される筈です。
しかし、仮にそうであったとしても、福島県産の水産物も農産物も検査に合格した物しか出荷されていないのだから、福島県産だからといって認めないのはやっぱり許されません。
それに、他の国で基準値を超える物が出たなら、それも排除せねばなりません。
また、韓国で水揚げされた物にも基準値を超える品目が出る筈ですから、それの流通も禁止しなければなりません。
自由で公正な貿易を確保するのがWTOの存在意義ですから。
京畿新聞の社説から結論に移ります。
結局彼らの思想心情は、現代社会が目指している理念からは遠い位置にあるのでしょう。
見たいモノだけを見て、都合の悪い情報は見ようとしない。
ダブルスタンダードは当たり前。
感情を優先し、論理に重きを置かない。
どういう経緯で今のルールとなっているのか理解しようとしていない。
自分だけはルールを逸脱しても許されると思っている。
ルールを守るからこそ、自分もそのルールによって守られるという事が分かっていない。
国際秩序を搔き乱す存在でしかないと断定せざるを得ません。
こんな国家が隣にある事は、日本にとって本当に頭の痛い事だと思います。
誠に不幸であります。
国際法、国際条約に則って対処していく他ありません。
国際機関が頼りなかったら、日本の力で世界の在り方そのものを変えていくべきです。
より良い未来を作り上げていく為、日本に出来る事は日本がすべきです。
勿論、この国の力はたかが知れています。
価値観を同じくする国と連帯し、協力出来る事は協力して、世界の平和と安定の為に進むべきです。
その際、日本を戦犯呼ばわりして邪魔をする筈ですから、しかるべき国際機関に訴え、国際的にも許される範囲の制裁をすれば良いと思います。
貿易の上では黒字なのにというのも十分理解出来ますが、国際秩序を搔き乱す行為を繰り返す存在を許していると、日本こそ国際秩序を乱していると他の諸外国に思われてしまうのではないですか?
真、福沢諭吉先生の御慧眼には感服するばかりです。
要は、このエッセイは脱亜論の焼き増しです。
我々もいい加減成長する必要がある気がします。
駄目なモノは駄目だと、許されざる行為には制裁を以て臨むべきなんじゃないですか?
造船関係でもWTOに訴えましたし、その機運はあるのでしょうが、まだまだ足りない気がします。
だって、口でどれだけ言っても理解してくれないのですから。
日本政府が制裁への準備を着々としているのだとしたら嬉しいですが、どうなる事やら。
結局の所、一番の問題は日本人の姿勢そのものかもしれません。
いつかは分かってくれるとか、人の善性に期待するのは確かに素晴らしいのですが、それにも限度がありますよね。
他人を変える事など無理なんですから、自分が変わる以外にありません。
問われているのは日本人の在り方、気概ではないでしょうか。