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魔法少女の敵の親玉やってます  作者: 気乗りしないお調子者
6/9

サブストーリー 優綺のドリームワールド 4/30年目

とても短いです

サブストーリーって付ける話は大体このぐらいのつもりです

「んむっ」


あれっここは…

白い廊下

立派な白い柱

赤い絨毯

お城の中のような神秘的な空間だった


「ほえ〜すっごーーーい!」


前も後ろも先は暗闇だけど、不思議と不安はなかった

少しずつ歩みを進めた優綺はその長い廊下の中央、ソレを見つけた

真っ直ぐ、長く、剣は絨毯をつき破り、床に突き刺さっていた

真っ白な剣だ、ただ赤いオーラのようなものが見えることを除けばただの白い剣だ

ただ、その剣を手に取れと言われている気がした


「んしょっ…あれ?思ったより重い?んんんっしょっとぉおおお!」


スポンッ!

そんな音が聞こえてきそうなほど軽く抜けた


同時


【枢要罪の試練を開始します】


「枢要罪の試練?」


ゾクッ!


優綺は恐る恐る背後を見た

うごめく影、無数に伸びる黒い手

捕えようと必死に伸ばしているようで


「あはは…逃げよ」


先の見えない、暗闇のような廊下を駆け出した

どれだけ走っても行き止まりは一向に見えない

影との距離は縮まったり遠ざかったりと速さに違いがあった

どれだけ逃げても、どれだけ時間がたっても、そのやり取りが終わることは無かった

ある程度余裕が出てきてようやく思い返す


「枢要罪って言ってたよね!?だったら考えなきゃいけないのは”枢要罪”っていうのが何なのかってことだけど…」


もちろんそんなのは知らない

そのころにはさすがに気が付いた

この世界、どれだけ動いても、走っても息が一切上がらない

疲れない

無限の体力


『何を伝えたいんだろう』


それだけがずっと頭の中に残った

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