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不老不死な魔王×勇者の異世界転生生活  作者: 冬野 冷
第一章 転生<脱ニートを目指して・・・・・・>
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第19話 学園試験 その5

ブックマーク登録が17件になりました!ありがとうございます!引き続き、楽しく読んでくださるとうれしいです。

 武術の試験会場に着いたルディウス、アルディス、クロは自分の武器を持って、ほかの生徒たちから離れた場所に待機していた。







「ねえねえルディ。」

「なんだ?」

「暇ー。」

「・・・・・・本、持ってきてただろ。」

「いやー、普通に考えて試験会場で本読むのはいけないと思って。」


 そんな会話をしているルディウスとアルディスの視線の先では、生徒が教師と戦っているところだった。武術の試験は、武術の教師と戦うことである。教師と戦って、教師を戦闘不能にしなければならない・・・・・・のではなく、教師と戦い、その戦闘能力を見ることが目的である。普通に考えて、子供が大人に勝てるわけがないのだが・・・・・・ここにはそれが可能な子供がいるのだ。


「ルディ・・・・・・。」

「なんだ。」

「もしも、あの教師を1発で戦闘不能にしたら・・・・・・どうなると思う。」

「っ!アル、お前天才か。」


確実に面白い事(意訳)になるだろう。面白いことに向かって突っ走っていく、これぞアルディスクオリティ。


「いやいやいやいや、天才かじゃないでしょう。」

「あ、クロおかえり。」

「話そらさないでください。あなた達、今、何しようとしてましたか?」

「「面白い事。」」

「それ、実行される教師にとっては面白くないですから。」


 そんな話をしているルディウス、アルディス、クロに近づいてくるものがいた。ラズリス・シューデルとカイン・ラージェウスである。


「なあ、何話してるんだ。」

「あ、確か、カイン君だったよね。」

「そうだが。」

「隣の子はラズリス君でしょ。何しに来たの。」

「あなた方と話をしたいと思いまして。」

「ふーん。」

「アル様。その態度じゃあ、友達ができませんよ。」

「そうだぞ、その態度じゃ、友達(てごま)なんて作れないぞ。」

「あの、今別の言葉に聞こえた気がするんですが。」

「そうだよね、手駒を得るには、まず外面をよくしないとね。」

「手駒!今手駒って言ったんですか。」


友達=手駒。これはルディウスとアルディスの中の常識である。


「さて、じゃあ、改めて自己紹介でも。僕の名前はアルディス・ウィンドーラ。よろしくね。」

「俺の名前はルディウス・ウィンドーラ。」

「クロス・ビルシュと申します。以後お見知りおきを。」

「じゃあ、俺も。俺はカイン・ラージェウス。よろしくな!」

「私の名前はラズリス・シューデルです。」

「うんうん。よろしくね、カイン君、ラズリス君。」







こうして、ルディウス、アルディス、クロは、ラズリス、カインと友達になったのだった。







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