恐怖の人生ゲームの開始
日が沈んでから随分と時間がたった
白、蒼、類、咲、鈴の5人は
学校の前にたっていた
「おお、やっぱり夜の学校って雰囲気あるな」
「怖じ気づいたから?」
「んなわけないだろ」
と言ってもやはり怖い
蒼はそう思った
「早く入ろう。もうすぐで12時よ」
「え?ああ、そうだな。
よし!みんないこうぜ!」
そういって蒼が校舎の中へ入る
「ええ…。ホントにやるの…?」
類が情けない声を出した
「大丈夫よ!類。噂だもん」
ほら、いこっ。と咲が類を引っ張っていく
「……」
ピピピ……と白がどこかへ電話した
「…兄さん?ちょっと学校まで来てくれない?…え?いや、あの噂を確かめようかなってね。うん…うん…。危なかったら
電話するから突っ込んでね」
ピッ…と、電話を切る
「帰れますように…」
「学校の中暗いな…」
「あたりまえでしょ?なんで明るいのよ」
「う、うるせぇな」
しん…、と静まる校舎の中5人はてくてくと歩いていた
「あと…3分だぜ。心の準備はいいか?」
「もし…帰れなかったら…」
類が目に涙を浮かべた
「帰れる!いや、帰るんだよ!」
咲が類を元気付ける
「うん…!!」
類が笑った
『ピリリリリ…!』
「「「「「!?」」」」」
いきなりおとがなった
『ようこそ、人生ゲームの会場へ』
「やっぱり…噂は本当だったんだ…!」
『今から鬼ごっこを始めます
皆さんは一時まで逃げてください
その際どんなことをしても構いません』
「怖いよ…!!」
「…………」
白がピピピ…とメールを送った
─ゲームが開始された助けに来て
─了解、生きてかえれよ
『では、始めます!』
その言葉と同時にうおおおぉ!という
声が聞こえた
「逃げるよ!!」
恐怖で動けない四人を白が大声で呼び掛けた
「…!!うん!」
全員がダッシュで走り出す
─あと5分でつく。生きろ