赤く染まったイタイのサ!
ほのぼのを目指してみました。
夢を見たんだって? へえ、そうなのかい。それでどんな夢を見たかって? そんなに気にはならないね、君には興味がないからサ!
興味を持てといわれても、それは無理だね、君を好きになってしまいそうだよ。嘘吐きは泥棒の始まりだね? じゃあボクも泥棒だったのサ!
泥棒さんが盗むのは君の愛と夢と希望と綺麗なお顔。皮を剥いで、全部舐めてしまいたいよ。君を偏執的に愛してるからサ!
嘘を吐きすぎてどれが本当か分からないって? 分からなくてもいい、全部嘘だから反対に考えればいいのサ!
つまり盗まれてしまうのは嫌悪と現実と絶望と君の醜い部分。君は夢の世界で蝶々とお花畑で舞い踊り、疲れ果てて眠って死んでしまえばいいサ!
だから君は嫌いなんだよ! 暴言は現実的な事でも、警察でも解決できないからね、言葉の警察でも呼べばいいサ!
気持ち悪さが君の心を先行しているようだね、なんて微笑ましい事だろう。君の醜い部分をもっと見せておくれ! サあ!
おやおや、そんな凶器を持ってどうするつもりかい? か弱い女の子が袖の中にカッターナイフを仕込んで一突き。なんて面白い事件だろうね! ぞくぞくはしないサ!
おやおや、少し顔が真っ赤になってきたようだね、怒りと羞恥? この際どうでもいいね、一突きしてごらん。そうすれば君は立派な犯罪者サ!
おお、痛い、いたい、イタイね、そろそろボクの心も真っ赤だよ。頭がイタイのはボクの方で、君の心は純粋培養サ!
手が汚れてきちゃったよ、君の気分はどうかな? ごきげんよう! 恐怖に染まる顔はとても美しく儚くて美味しそうで思わず涎が出てきちゃったのサ!
あれあれ、一突き二突き、三突き目だね。君には*人願望でもあったのかな? そんな物でボクを*せはしないよ、残念極まりないのサ!
失礼だね、舐めたくらいで悲鳴を上げないでよ。このまま一緒に固まってたら、汚いだろう? 美味しかったのは真っ赤に染まる君の掌サ!
ずるりと自分の中から何かが抜けるのは、排泄行為をする時と**する時くらいのものだね! 貴重な体験をどうも、サあ痛みが襲う!
うーん、そろそろ*が減ってきたね、もうすぐ君ともこの世とも、そこの幽霊さんも黒猫さんも、みんなみんなバイバイバイバイ、お別れサ!
とうびぃこんてぬーのできるゲームな世界でドラゴンを倒して、次は君と結ばれたいね。きっと幸せたっぷりの残念思考はボクだけサ!
おや、そろそろ視界がぐるぐるぐりゅりら回ってきたじゃないか! 恨むのはよそうか? 悪いのはボクじゃなくて君なのに、許してあげるボクはなんて懐の深い人なのサ!
おや、涙を流して今更後悔して、汚い涙がボクの傷の上に落ちても、アニメのようにはいかないサ! 傷口に沁みる液体でもがき苦しむ様は滑稽かい?
悪趣味な君を本当は愛していたのかもしれない。いまいまいまいま感情論を伝えた所で、もう後戻りはできないのサ!
一つだけ伝えてあげよう! 君の好きな部分は**で***してくれて*****しても嫌がらずに***してくれる所サ!
あ、痛い。
サ! サ! サ!
頭のイタイ人が書きたくなったので、突発的に頭の中に浮かんだ言葉をそのまま文にしてみました。
これほどジャンル指定に困る作品も自分の中ではなかった。
これを短編小説と呼ぶか、詩と呼ぶか、自分の中でもよく分からないです。
サ! サ! サ!
なんだこれって、特に意味はありません。