表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/34

第3話 変わった日常‥2

こんにちは~今回の話で大体の説明が終わります。わかりにくいかもしれないし、誤字脱字があるかもしれないのでご了承ください。では本文をどうぞ!

「‥‥あ!」

私は思わず声を出して驚いた。昨日拾った猫がいきなり喋り出したのだから。

「し、喋ってる!?」

私は驚きながらもなんとか冷静になろうと深呼吸をすると、

「君は一体何者?」

と問い掛けた。

「私は猫神の神子みこっていうの。よろしくね♪」

「猫神?」

“神”という単語に私は興味がわいて思わず聞き返した。

「そう、私はあなた達が日頃から神様ってよんでいる存在だよ♪まぁ私はまだ見習いだけどね」

「その見習いとはいえ神様が私に何の用があるの?」

私は素直に一番聞きたかったことを口に出した。

「うん、実は一人前の神様になるには人間の世界でパートナーを見つけてしばらく一緒に生活しなきゃいけないのよ。ここまではいいかしら?」

「うん」

と私は頷く。神様の世界でも色々あるようだ。

「簡単に聞こえるけどパートナーを見つけることが一番難しいのよ。まず自分の体と同じ特徴を持つ人を探さないといけないの。私とあなたは目の色ね。大体の見習いはこの時点で脱落するの。」

確かに世界中の人間の中からたった一人を見つけるのは至難の技だろう。

「でも貴方は私を見つけたわけね」

私がそう言うと、

「そうそう♪後はあなたとしばらく一緒に生活するだけよ」

私が誰かの役に立てることは嬉しいが‥

「じゃあなぜ私を女にしたの?」

一番の疑問を聞いてみた。

「私はこのとうり見た目が目立つからあまり外をぶらつけないのよ。だから普段はあなたと一体化してるの。一応わたしも見習いとはいえ神様だからどうしても私の特徴が表に出るのよ」

「なるほど」

しかしこれでは学校にも行けないし、どうしたものか‥‥

「そうそう、ちなみに私と契約している間は頭の中で私と会話できるからわからないことがあるならいつでも聞いて♪」

そう言うと神子は“ぽんっ”という音と同時に消えた。

「え?あれ?ちょっと!!待って!!」

『なに?どうかしたの?』

「うわっ!!」

突然頭の中に声が聞こえたため驚いた。

『だから言ったでしょ?普段はあなたと一体化してるって』

『ご、ごめん。なんかなれなくて‥‥あの、もうひとつ質問があるんだけど?』

『なに?』

『この耳と尻尾はどうにかならないかな?なんか恥ずかしくて』

こんな格好では外を歩けない。間違いなく注目の的になってしまう。

『ああ、なるほどね。‥実はあなたは私と一体化してるから簡単な“力”が使えるの』

『力?』

『そう、簡単に言えば魔法みたになものね。それを使えば耳と尻尾くらいは隠せるわ。さすがに姿を変えるのは無理でしょうけど』

驚いた。まさか自分が魔法を実際に使える日がくるとは思ってもいなかったからだ。その後は力の使い方を一通り教えてもらった。

『なかなかいい感じね♪じゃあ最後に注意を言うわね。この力を発動中は眠らないこと!!』

『え?何で?』

『この力は神威本人の意識で発動しているから意識がなくなれば消えちゃうの。だから学校なんかでうっかり眠らないようにね気を失うのもだめよ』

意外な弱点だった。学校では神威はいたって真面目なので居眠りはしないが昼休みなどはよく教室で昼寝をするのだ。それができないとなると、午後からの授業でうっかり寝てしまいかねない。そうなれば安全な場所を探して休まなければならない。

『あとふたつ。力の使い方で注意があるわ。この力はその日のうちしか効果を発揮しないの。だから何か物を作ったり変化させても次の日には元に戻るから気をつけてね。あと、使いすぎはだめよ。体に負担がかかるからね。たぶん凄い眠気に襲われるから最悪他の人の前で正体がばれるかもしれないわ』

『わかった』

その後由香には事情を説明して三日後の水曜日から転校生として学校に通うことにした。

次回から学校生活が始まります。新しいキャラクターを出すかもしれないのでお楽しみに~


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ