第17話 遺跡に行こう!
こんにちは(゜▽゜)/
白夜です!
テストも近くなり更新が遅れがちです。8月のあたままでテスト期間なので息抜き程度しか書けません。はやくテスト終わらないかなぁ~
「うわぁ~」
「こりゃまた見事なもんだなぁ」
ここはとある山の中、私達は今何かの文明があったと思われる遺跡に来ていた。
「ねぇ、これはどう見ても弥生時代くらいの遺跡じゃない?」
私の言葉に黒髪の少年…神威が頷く。何で私達がこんな所に来ているかというと……
~一週間前~
「ねぇ、由宇聞いた?何か最近この街の近くの山の中で大昔の遺跡が見つかったらしいよ!」
私が窓辺でぼんやりと外を眺めていると葵がそんなことを言ってきた。
「……遺跡?」
ああ、そういえば朝のニュースでそんなことを言ってた。
「それでね、その遺跡の中にとても珍しい宝石があったんだって!」
「宝石?」
おかしい、よく日本の古い遺跡から勾玉や鏡が出てくることはしょっちゅうだが宝石とはなんだろうか?
「なんでも周りの山の土に含まれる成分と遺跡を組み立てる柱なんかに使われた石の成分が長い年月をかけて混ざり合ってできたらしいよ!」
なるほど、それは確かに凄いけどなぜ葵のテンションがこんなにも高いのだろうか。
「それでね…その……あの……」
今度はなぜかもじもじしだした。はたから見ればとても可愛らしいしぐさだ。実際、周りの男子は葵を見ながら頬が緩みまくっている。
「その…私テレビでその宝石見たんだけどね…とっても綺麗なの…」
「へえー、それで?……まさか」
葵は恥ずかしそうに頷いた。
「私、ほしくなっちゃって……一緒に取りに行くの手伝ってくれない?」
私の予想は的中した。しかしあの葵が自分がほしいからという理由だけでそんなことを言うだろうか。それに…
「…その遺跡って入れるの?何の許可もなく近づくことはできないんじゃないの?」
私が思ったことを言うと、葵は片手にピースサインをつくって私の前に突き出した。
「大丈夫!遺跡の中に入るわけじゃないわよ!」
「じゃあどうするの?」
「実はね、遺跡の成分が溶けだしてるみたいで、離れた場所でも採掘できるらしいよ!」
葵があまりにも満面の笑顔で言うので私は少し戸惑っていた。
「は、はぁ、そうなんだ」
葵は私の目の前まで体を乗り出して目をきらきらさせたまま続ける。
「私ね、あの宝石でアクセサリーを作りたいの!」
「アクセサリー?」
「そう!私の…大切な人のためにね」
先程とは変わって真剣な目をしている。これは断るわけにもいかないわね。
「そんな真剣にお願いされたら断れないわね……」
「え!?…じゃあ」
葵が私に笑顔を向けた。
「ええ、いいわよ。私もなんだかんだで興味あるしね」
「ありがとう!由宇!」
葵はよほど嬉しかったのか私に抱き着いてきた。
「きゃっ!ちょっと葵~大袈裟よ~」
そうは言っても実はそこまで嫌ではないのよね…
「じゃあ、男手が必要だから神威と陸と光も誘いましょう!昴にも知らせないとね!」
「うん!」
こうして私達は遺跡に出発することになったのでした。
白夜「はい!どうも白夜です~」
由宇「今回はえらく短いわね」
白夜「むう、しかたがないのです。テストもあるし、なかなか時間が取れないのです」
由宇「まあ、しかたがないか」
白夜「さてさて、そんなわけで質問コーナーももうけておりますが、さすがにまだあまりきてませんでしたね~。
ふふふ、なら今ここで由宇の恥ずかしい秘密でもばらしてしまいましょうか?」
由宇「な、ななな、なんですって!」
白夜「ふふふ、知りたい方には私がこっそり教えてあげますよ」
由宇「たあっ!」
ゴシャ!
白夜「ぎゃあああああああああ!!」
由宇「はあ、はあ、それでは次回をお楽しみに!」