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第1話 朝目覚めると‥

はい!というわけでいよいよ話が面白くなってきますよ~

簡単に登場人物のプロフィールを載せておきましょう!(ネタバレ注意)



天野神威あまのかむい18歳 高校三年生

身長175㎝ 性転換後155㎝

黒髪で顔立ちは良い。左目が真紅、右目が蒼。性転換後は髪が白髪で腰の辺りまである。

趣味はゲームをすること。

特技はピアノを弾くこと。

誕生日は4月5日



天野由香あまのゆか16歳 高校一年生身長155㎝

整った顔立ちで背中まである黒髪をポニーテールにしている。しっかりとした性格、目は髪と同じ黒色。

趣味は読書

特技は作曲、模写

誕生日は5月10日




こんな感じですかね~ではこれからもよろしくお願いします。

不思議だった。その猫は神威から離れようとはせず、ずっとついて来る。

「‥う~ん(首輪も何もしてないから野良なんだろうか)」

と考えていると、急に猫が肩に飛び乗ってきた。

「うわっ!!」

と思わず小さく叫んでしまった、するとゴロゴロと喉を鳴らしながら神威の頬を舐めだした。

「うわっ!‥ちょっと‥あははは、くすぐったい」

このまま放っておいて帰るのも可哀相なので、神威はこの猫をつれて帰ることにした。




「あっ、お兄ちゃんお帰りなさい!!‥‥ん?どうしたの?その猫」

由香が不思議そうに肩の猫を見た。

「ああ、買い物の途中で擦り寄ってきた。何だか不思議な猫だろ?」

由香は猫の尻尾と目を見ると、

「‥本当だ‥お兄ちゃんと同じ目をしてるね~」

と由香が言ったところで神威は、

「さあ、飯にしようぜ」

と廊下を進んでリビングに入るとそのままキッチンに向かい、夕食の準備に取り掛かる。




夕食と風呂を済ませて暇潰しにゲームをするとすでに夜中の1時を過ぎていた。

「‥寝るか」

神威はベットに入ると目を閉じた。すると腹の上に何かが乗ってきた。

「ん?なんだ、お前か」

猫は神威の上に乗ったまま体を丸めた。可愛いな、と思っているとそのまま眠ってしまった。



夜中、不意に猫は体を起こした。そして少年を見る。しばらくすると何かを決心したかのように少年の顔の横までくると、そのまま少年の唇に自分の口を重ねた。




翌日、日曜日で目覚ましもかけずにいたのになぜか神威は目が覚めてしまった。

「う~ん‥」

眠たいながらも時計を見ると、午前7時、まだまだ眠れるな、と思い再び顔を枕に埋めようとして違和感に気がついた。

「ん?何で髪が白いんだ?」

視界に入った前髪が白いことに気がついた。それになぜか身体がとても軽い‥‥

体を起こすと背中から白い髪がさらさらと体の前に流れてきた。

「え?何でこんなに長く‥‥‥‥?」そこで言葉が詰まった。

(私ってこんなに声高かったかな?)さらに周りの景色がいつもより大きく見える。

不思議に思い洗面所まで行くと、目を覚ますために顔を洗ってから思いきって鏡を見た。

「‥‥‥‥‥誰?」

鏡の中には腰まで届く白髪で顔立ちがよくそれなりにスタイルのいい美少女がいた。さらに、左目は真紅、右目は蒼い瞳をしていて、なぜか頭に三角のネコミミがついていた。よく見てみると尻尾もある。

「‥‥‥‥‥」

神威は右手をあげる、すると鏡の中の少女も手をあげる。

「‥‥」

神威は呆然としていた。(え?何で?何があったの?何で私が女に?え?え?どうしよう?)

そこでまたも気がついた。

「え?私?」

自分の一人称が私になっていたのだ。しかし、不思議と違和感がない‥

「と、とにかく由香に相談しなきゃ」

神威は由香の部屋へ向かった。



「う~ん」

由香はいつものように起きると軽く伸びをして部屋のカーテンを開けると朝日の眩しさに目を細めた。(いい天気だなぁ)と思いながら顔を洗うために部屋のドアに手をかけると‥‥‥



神威は由香の部屋の前にきていた。

(困ったな、なんて言えばいいんだろう)と試行錯誤していると、突然ドアが開いた。

「ひゃぁ!!」

あまりに突然だったため変な声を上げてしまった。(え?ええええ?待って待って!まだ心の準備が‥‥)

「‥‥‥‥‥」

「‥‥‥‥‥」

二人はしばらく無言でお互いを見ていた。(き、気まずい)沈黙を破ったのは由香だった。

「‥‥えっと?どちら様ですか?」

と少しオドオドしながら聞いてきた。

「え‥ええっと‥‥その‥‥私は‥か、神威です」

と正直に答えた。

「‥‥え?え?ええええ!?」

由香の驚きの声が家の中に轟いた。

間違えて前書きに女性としての神威の情報を載せてしまいました(汗)

今後気をつけます。では次回をお楽しみに~

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