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もういい。俺は決めた。

かっこがたりなくなっちゃった。(^_−)−☆

「…結局動けないことに変わりはないんだよね。どうしよ。」


…わかった。地下から逃げればいいんじゃない?そしたらバレないでしょ。


『あれ…自分の計算ではここで仕留め切れる予定……え…?そんなこと……えっ…と…』

『…あんだけ大口叩いといて結局このザマかよ!もういい!俺に任せろ!』

『…あ…うん……わかった…… ちょっと休んでくる…。』

『任せろ。俺が終わらせる。』


「あ。地下から遠距離攻撃すればいいのでは?やってみよ。」


「どう?あ、届いてない。だめか。」

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『…こちら司令部。そのまま包囲を続けろ。圧をかければ次第に食料がなくなっていくはずだ。それまで耐えろ。』

〈…了解です。〉


〈…んなこと言ったって燃料が足りねえだろ…別の飛行部隊を用意してるならいいけどよお…〉

《結局氷柱も除去できてないですしねえ…完全に相手が動くのを待つしかないです。》

〈だよなあ…〉

〈(膠着した戦線は無駄でしかない。かといって引くこともできない…何も生み出さない…いや、失い続けているんだ…つまんねえ意地の張り合いが、死後の世界を構成してるんだよ…)〉

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「…暇。真っ暗で血生臭いし。かといって外に出ると間違いなく死ぬし。やることない。…もう全部凍らせちゃいたい。この世の全てをね。そしたら一撃で私の世界。私の待ち望んだ。過ごしやすい冬の世界。…くだらない妄想はここまで。私もこの時間を有意義に使おう。」

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『…やってらんねえなあ!もういいんじゃないか!?一発で全部終わらせることなんていつでもできんだろお!?なあ!そこのおめえに言ってんだよ!』

〔…あ僕のこと?いや、別に許可は出す気ないけど。〕

『いい加減にしろよ!なあ!いつまでもそうやって楽観的というか…なあ!事の重大さも理解してないような野郎が国の上に立ってんじゃねえよ!さっさと降りろや!なあ!』

〔いやあ〜ね?別に世界が誰のものになったって結局何にも変わんないんだから。ね?こんなの何も生み出さない。早く終わったほうがいいよ?って言ってるだけじゃん。〕

『黙れ!!!さっきからろくに案も出さずに、終いにゃ国を見限るような発言、本当に邪魔者なんだよ!お前は!』

〔はいはい。熱意は伝わりましたよ。でも僕はなんもしないから。国を守りたいならそっちで頑張ってね。〕

〔ばいばーい。〕

『…クソが。』

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「…地下掘って逃げればいいのでは?それじゃん!じゃあ氷を固めて、ここにくっつけて、ここは尖らせて…できた。簡易的ドリル〜。これを回してあげるといい感じに壁が壊せた!脱出への糸口が見えてきてるね。どんどん掘り進めていこう。…いい加減パーカー洗いたいなあ。」


『おっと。レーダーに反応あり。地下からの脱出作戦か。そうは行かせるか!後ろから追いかけてやれ!空中部隊は出てきたところを狙え!一世一代の好機は今ここで来たれり!』

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『…自分の作戦が通じなかった…本当に通じなかった…何にも…自分…何してたんだろ……なんのために…』

〔…どうしたの?僕にできることなら手伝って

『黙れ。』

〔ヒイイン!〕

『目障りな奴だね。君って。本当に、ね。』

新キャラ

海軍大臣『大海原 渡』

嫌われ者。自分の考えを持っていて、それ以外の考えを否定している。そのせいで海軍を動かしたり、核を落としたりできない。邪魔。









『--・-- ・- ・--・ ・--- -・-- ---・-』

『--・ ・・- ・-・・ ・-  -・・・ ・-- -・・・- -・-・ --・- 』

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