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こんな小娘に好き放題されて…黙って居られる訳がなかろう…!

〈〉は新キャラに付きます。今回の新キャラは陸軍大臣『大都大和』(おおみややまと)です。

性格

短気。行動力に優れる。陸空軍で連携すれば雪野を殺すことができると考えているが、空軍大臣と仲が悪いのでできない。ただ、元軍人で、実績も十分なため、周りから慕われている。そのため、空軍も勝手に動かしており、実質空軍大臣も兼任している。

…とりあえずいろいろ試してみよっか。

「まずは前々から言ってた壁を作るやつ〜もできてしまいました。割と高いね?その辺のビルより余裕で高いじゃん。」

「次に遠距離の練習をしてみよ。前回は勢いをつけるとかやったけど、もう直接空中に作り出せばいいのでは?例えばあっちの方に〜そいや!…お…!いけた!じゃあもっと遠くの離島とかも狙ってみよ!…せい!……いけた?わかんないや。ヘリにあったテレビでみよ。お?緊急速報?有人島が一部凍結?…お?いけてる?うん。いけたっぽい。範囲は…映像見た感じ街ひとつ分くらい?いいじゃん。牽制とかに使お。」

「…あれ?本当になんでもできる。これ私死ぬことないのでは?…いや、縦の範囲が狭いかな?一点狙いなら割と伸びたけど、範囲狙いだと…せいぜい1000mって感じ。これじゃ爆発に巻き込まれるとかありえる。もっといっぱい使ったら慣れてきて広くなるのかな?わかんないや。うん。」


「…さて、移動しますか。……んで、これってどうやって使うの?操作マニュアルとかない?ない。まあいいや。多分できるさ。」


「…無理。操作説明探そ。流石にあるでしょ。」



「あった…!…わかんない。何いってんのか何ひとつわかんないや。誰かに動かしてもらうしかない…誰?私今全人類と敵対してるんだけど。無理だね。いいや。歩くわ。こっから首都圏までどんくらいか調べよ。…直線距離580kmといったところらしい。途中で休憩するし寄り道もするから〜1ヶ月くらいあれば余裕かな?うん。よし。」


「せっかくだし作戦でも立てよっか。まずこのまま普通に歩いて制圧する場合。半年くらいかかりそうじゃない?この星全部とか何年かかるか…じゃあ全部遠距離に…ってのもねえ?範囲も小さいし疲れるし、正直あんまり好きじゃない。じゃあこれをサブにしてメインは私が制圧するか。よし。そんじゃ、出発!」



「人の気配すらしない。みんな逃げたみたい。せっかくだし遠距離しとくか。できるだけ南端を狙って、そい!…多分できた。遠距離っていうの名前かっこ悪いから名前つけよっかな。…冷凍弾とかでいっか。まずは適当に。」


「歩くのも飽きてきた。誰もいないし。ただ凍らせてるだけ。…あ、そうだ。縦の範囲を広くするために練習しながら歩こ。」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

『…今回の件について、我が国は迅速な対応を求められています。そのため、ここで、我が国は戦争から離脱することを宣言すると同時に、戦争の終結、並びに奴への攻撃を要請することにしました。我が国は…』

〈…!…戦争をやめて攻撃要請…こんな小娘…我々の力だけで十分だろうが…!こんな状態で…我が……我が陸軍が黙って居られる訳がなかろう!すぐに軍を派遣しろ!今すぐ!空軍の許可を取れ!空襲の準備もさせろ!あんな奴はいち早く除去してしまえ!〉

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「…暑い。冷凍弾しながら南進してるおかげで、ある程度制圧できてるんだけど…暑い。天気を雪に変えるとかできたりしない?私ずっとパーカーだから暑くてたまらないんだけど。やってみよ。空を凍らせるイメージで…流石に厳しいか。…あ、飛行機飛んでる。私の位置はわかってるでしょ?なんで通過しようとしてるの?私のこと馬鹿にしてる?…ああ、爆撃機ね?まあでも、爆弾は空中で凍らせてるから意味ないよ。せっかくだし凍らせとくね。おっけ。そろそろ疲れたし休憩場所でも探そ。」



「…あれ。人?久しぶりに見たわ。ちょっと観察しよ。」

…なんか言ってる…聞く人は誰もいないのにね。

「あ。バレた。壁建てとくか。ちょっと近づいてみよ。」

「…さっきからなんか演説してたよね?なんて言ってたのさ。私聞き取れなかったんだけど。」

『…』

「なんか言ったらどう?」

『…今だ!』

ダダダダダダダダダダ

「…あ〜囲まれたってやつ?ついに陸軍が動員されたんだ。私、ただの女の子なんだけど。一人の女の子にそこまでする?」

『黙れ!貴様は人類の敵。害虫はすぐに駆除するに限る!ここでくたばれ!』


「…言うの忘れてたね。私は用心深い性格でね?常に体の周りは凍らせてるの。だから何発打っても私の前で凍って落ちるだけ。…それじゃあ、今度はこっちの番だよね?」

『…』

「逃さないよ。すでに足は凍らせておいた。しっかり罰は受けてもらうから。」

「結構いっぱいいるね?せっかくだし、練習の成果を見せてあげる。」











「…雪。全てを覆い隠す大雪。散り行く花のように舞え。突風の如く吹き荒れろ!『氷結、猛吹雪』!」





…できた…。雪が降ってる…。私、天気まで操れたんだ…。疲れたから一回休も…。………いきなり本番でもなんとかなるもんだね…。

奥義『氷結、猛吹雪』

体に冷気を集め、合図とともに放出することで、空陸両方を広く凍らせる。また、同時に吹雪を起こし、視界を奪う。

ちなみにこれは『氷結』と『猛吹雪』で分けます。わかりやすく言うと、奥義『氷結』のうちの一つが『猛吹雪』という訳です。

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