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第1章 EP 4

 さて、最初は色んな依頼こなして、ある程度経験積みたいな。お、薬草集めか。まずはこれをやってみようかな。

 

 「マリアさん!」(猫耳の受付嬢の名前です)

 「この依頼お願いします」


 「はい!Fランク依頼の カナミナ草を集める依頼ですね

・・・・はい!これで受理出来ました。」


 「ではお気をつk」

 「おい!」

 マリアに被さるようにエリオットの前に美人な鎧を着た女性がエリオットを呼ぶ


 「お前が噂の賢者の弟子だな?」

 

 「け、賢者の弟子?僕はそんな風に呼ばれたことないですよ!人違いです!」


 「エリオットさん、エリオットさんはカイゼルさんとの戦い以降、冒険者の皆さんから賢者の弟子と呼ばれているんですよ」

 し、知らなかった。

 てかなんてあだ名付けてくれてんだ!迷惑だぞ!


 「あ、それで僕に何か用ですか?」


 「ああ、単刀直入に言う。私達のパーティー 炎神斬 に入ってくれ」


 「パーティー?」


 「エリオットさん、パーティーというのは簡単にまとめると一緒に依頼をこなしていこうって感じです。」


 「そうなると報酬とかは山分けになるのか?」


 「ああ、平等に分けるつもりだぞ」


 「ごめんなさいお断りします。多額の金が将来的に必要になるので報酬を山分けする余裕がありません。」


 「ほう。だが私達はCランクパーティーだ。最初からFランクの依頼をこなすより、私達と共にCランクの依頼をこなす方が報酬も高くなっていくぞ?」


 「ごめんなさい。それでもお断りします。それに僕はFランクですよ?もっと良い人が見つかるんじゃないんですか?」


 「君も実力でいえばC..いや少なくともB以上の力はあると思っている。それに魔法使いで闇魔法も使える。これを誘わない理由はない。気が変わったら連絡してくれ」

 そういって去っていく


 「え、エリオットさん!どうして断ったんですか?メリットしかないと思いますけど...」


 「う〜ん、たしかにメリットもありましたけど僕としては自分のペースで色々やりたいのでね。今回はお断りしました。」


 「なるほど〜。それでもソロは何かときついと思いますよ。エリオットさん冒険者になりたてなんですから。、、、あ!それなら奴隷を買ったらどうですか?報酬も全部主人のもとにいきますし、自分がやりたいときにやれるのでオススメですよ?」


 「ど、奴隷ですか....考えておきます。それでは依頼に行ってきますね」


 「はい。お気をつけて」


 カナミナ草か。崖に生えてる事が多いって書いてあったけど。全然無いぞ!!

 色んな種類があって似てるやつもあるけど微妙に全然違う。これ1人で探すのは辛いぞ。

 奴隷か...金が貯まったら買ってみようかな


 4時間後

 「あったー!これがカナミナ草だ!」

 よし、帰るか。

 ん?周りに何かいるな

 魔力探知...ん?これ囲まれてるな。数は6匹 狼の魔物か?

 ふむ。近接に持ち込まれたら勝てる見込みはない。まずは相手の足を奪うか。

 土の中級魔法 スタン


 その瞬間地面が分断され魔物はエリオットから少し離れてく


 よし、まずは前にいる2匹から シャドウで視界を奪って

フレイムバースト!

 

 「ウギャァァァァ」

 魔物は絶叫し息絶える


 後は後ろの4匹だ

 風の初級魔法 ストームアローに闇の初級魔法 ポイズン

を組み合わせた。ぶっつけ本番でやってみたけど魔法と魔法を組み合わせることはできるようだ。

 後はこれを後ろの4匹に放つ!


 魔物の頭に全て当たり、毒で完全に息を絶つ。


 「ふぅ、終わった。一応魔物の遺体は回収しておこう。」

 魔物に近づいた瞬間1匹の魔物が起き上がり何かを吐く


 「うわ、なんだこれ?!」

 慌てて避ける

 地面に当たり、その地面が溶ける

 その後魔物は倒れる


 「あっぶねー。最後の足掻きってやつか。今後は気をつけないとな。それにしても魔物の能力が分からないと危ないな。こう言うことが続くのは困る」


 やっぱ奴隷は必要かな

 

 そんな事を考えながらギルドに戻る


 「はい、これカナミナ草です。」


 「はい。確かにカナミナ草ですね。確認しました」


 「あ、後それと、こんな狼の魔物が出たんですけど」

 と言ってアイテムボックスから6匹の狼の魔物を出す


 「こ、これはワイルドウルフ?!?!」


 「あ、そんな名前なんですね。これの買取もお願いします」


 「これCランク魔物ですよ。6匹いっぺんに襲われたんですか?」


 「はい。集団で襲われました。」

 こいつもCランクなのか


 「集団で襲ってくるパターンは珍しいですね。Bランク以上討伐依頼がでてもおかしくないですよ。とりあえずこの魔物の鑑定を行うので少々お待ち下さい」


 「はい。ありがとうございます」


 ふーん。あれでBランクか。まぁ確かに近づかれたらやばかったもんな。

 ん?またあちらこちらから視線を浴びている。。まぁいいか。それよりも奴隷をどうするかだな


 「エリオットさん。魔物の鑑定が終わりましたよ。2匹の状態がよく、4匹はあまり状態がよくなかったんですが、状態が良い方が1匹20銀貨で、あまり良くない方が10銀貨です。合計80銀貨となります。」


 「はい。ありがとうございます」

 レッドベアと大体同じくらいの値段だな


 「依頼報酬で50銅貨となります。後、ギルド側から集団のワイルドウルフ討伐の感謝の印として1金貨です」


 「あまり大したことはしてないのですが。ありがたく頂戴しますね」


 「いえいえ、エリオットさんが討伐してくれなかったら被害はもっと出てましたよ。本当にありがとうございます」


 「それではさようなら」

 そう言ってギルドを後にした。

 後は泊まれる所を探さないとな。あそこの酒屋で聞いてみるか。


 「すみません!ここら辺で泊まれる所ありますか?」


 「お?ボウズ、ここの隣に宿泊できるところはあるぞ」


 「ありがとうございます」

 ふぅー、めちゃくちゃでかい男だったから緊張したな。酒屋ってあまり良いイメージは無かったけど、ちゃんと良い人もいるんだな

 お、ここがそこの宿泊施設か


 「おじゃまします」


 「おう、店主のガイルだ泊まりか?」


 「はい。取り敢えず一年泊めて欲しいです。」


 「朝食付きなら代金は10銀貨だ。夕食は別な。」

 10銀貨で一年泊まれるの?めっちゃ安いな


 「それでお願いします。はい、これが10銀貨です」


 「まいどあり。部屋は301号室だ。はいこれが鍵ね」


 ここが部屋か。ベットもあるしシャワールームもある。もっと酷いのを想像してたけどこれなら不自由なく暮らせそうだ。明日奴隷商会に行って、どれくらいかかるのか見てこようかな

 

残金 2金貨 20銀貨 45銅貨

4話目です!

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