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morning moon/evening sun  作者: 希望の魚雷
19/35

K-7『悲しみの淵ー美空・美海プロローグー』

ここは東洋の島国『東倭』

海外との交流を絶ってきたこの国が西洋文化を取り入れ始めてから10年。町に外国人の姿が見られることも少なくなくなっていた。



とある大きな港町。

代々この町の繁栄に尽くしてきた名家、火之内家。






この話はそんな名家の幸せから始まる。















美空とルカが出会う8年前。


とある広い広い草原。



「ほらできたよ美空」


「わーい!ありがとう姉上!!」


花で冠を作って遊んでいる白髪と黒髪の姉妹。

そんな二人に近付く一人の男…。






「おーい美海!美空!帰るぞぉ!!」



「ちちうえ~」

「お父様~」



遊んでいた二人が一人の男を目掛けて走ってくる。

男はそんな二人を大きく開いた両腕で抱きしめた。



親子愛の溢れるほほえましい光景だ。


その後草原を後にする三人。姉妹は二人共父親と手を繋いで楽しそうに歩いている。


「ねぇお父様。今日はお仕事もう無いの?」


「ん?ああ今の仕事が一段落したから明日からはちゃんと帰ってくるよ。寂しい思いさせてゴメンな」


「ううん、お父様のお仕事が大変なのは知ってるから大丈夫。それより美海はお父様とまた遊べるのが嬉しいの」


「私も!父上と一緒にいられるのは嬉しい!!」


「お父さんも嬉しいぞ。さぁ、早く帰って晩御飯にしよう。今日は何がいい?」


「んーとねー美海はぁ……」






茜色の空の下。親子は一際目立つ豪邸を目指して歩く。




--------------




色々な事を話しながら歩いた三人は豪邸の玄関に着いた。



「「たっだいまぁ!!!」」

「ただいま帰りました」


勢いよく駆け込む姉妹。

その声を聞いて奥から和服の女性が出てきた。


「お帰りなさいませお嬢様…あら旦那様、お帰りなさいませ。今日は早かったですね」


「連絡もしないですみません成美さん。仕事が一段落しましたので今日から「あら、じゃあ明日からはこの時間ですね」


彼女はこの屋敷のお手伝いさんだ。


「はい」


「わかりました。お夕飯は何にしますか?」


「美海達が魚が食べたいと言っていたのでそれで。」


成美さんは「はいはい」と言って台所に向かって行った。


「父上早く早く~」


家の奥から美空が父親を呼んでいる。

父親は少し急いでその声の元に向かった。




父親が部屋に入ると姉妹が静かに、同じ方を向いて正座して待っていた。


父親は「ごめん」と言って二人のですの横に同じように正座した。

三人の目線の先には仏壇。

そしてそこには白黒の写真。

写っているのは笑顔の素敵な一人の女性。

三人は手を合わせて目を閉じる。


「お母様…」

「母上…」

「…………」





この時

美海12歳。美空10歳。



最愛の母を亡くしてから2年が経とうとしていた。














数ヶ月後、姉妹の父は再び忙しい毎日を送り始めてた。



そしてそのまま3年の年月が流れていった。




「父上は今日も帰ってこないんだろうなぁ。剣術で賞をとったのを報告したかったのだが…」


「お父様は国の、そして私達の為に働いているのよ。仕方ないじゃな「お嬢様~旦那様がお帰りですよ」


廊下から成美さんの声がした。


「よかったわね美空ってもういないし…」


美海が気付いたときには美空は目の前から消えていた。廊下からは何が走る音が遠ざかっているのが わかった。














玄関


父が居間に入ろうとしたときだった。


「ふぅ。美海と美空は元気にし「父上おっかえりぃ」

真横から美空が抱き着いて来た。

そして父はそのまま美空によって床にたたき付けられた。

ここ3年で成長した体(身長、体重、そしてスタイル)に剣術で鍛えられた力をもつ美空を昔のように受け止めるのは父には不可能だったのだ。


「た、ただい…ま…美空…」


「父上!私、剣術で賞を取ったんだ!凄いでしょ!!」

美空は手に持っていた賞状を父の目の前で広げた。そこには


『第〇〇回全国剣術大会女子一般の部優勝』


と書いてあった。

つまり、女性で剣を持たせたら東倭一ってことである。

「……ああ…凄い。よくやったね、偉いぞ。…だからお父さんの上からどいてくれ…」


「うん!」




危なく逝くところだった。



父が起き上がると美海が奥から出てきた。


「お帰りなさいお父様」


「ああ、ただいま美海。」

「晩御飯が出来ましたよ~」


三人は居間に入りそれぞれの席に着いた。全員揃うのは久しぶりだ。

食卓には最近巷で流行っている牛鍋が置かれた。


「おっ、牛鍋か!美味そうだな」


「成美さんの牛鍋は美味しいですよお父様」


「そうか。ではいただこう」


「「「いただきます」」」





いつもより賑やかな食卓になった。





食事が終わり、父と姉妹は一家団欒の時間。

みんなの日常の事。

美海の学校の事。

美空の剣の事。


楽しそうな笑い声が豪邸に響き渡った。台所にいる成美にも笑みがこぼれる。



そんななか、この豪邸の玄関に人影があった。


人影は3回戸を叩いた。



「はいはーい」


成美が玄関に向かう。

来客と同時に父の表情が変わった。


「こんな時間にお客様?」


「……ああ。そうみたいだな……」


父にさっきまでの明るい表情は無い…。






「……先生。決まりましたよ」



入って来たのは一人の女性だった。


女性は険しい表情をしている。そんな彼女を見て同じく険しい表情になった父は口を開いた。


「どうだった?」


女性は顔を伏せた。そして伏せた顔を上げると…



「どうぞ我が国にいらしてください…と、国王はおっしゃってました」


彼女は満面の笑顔を見せた。


「そうか!!よし、これで……!!」


父が振り向くとそこでは、姉妹が頭にはてなを浮かべて二人のやり取りを見ている。それはもう穴が開くぐらいジーっと…。


「あ、ああ。すまないな二人にはこの話はまだわからないだろう。紹介する、彼女はリエム・ルバイヴ。私の秘書だ」


「リエムです。よろしくお願いします」


よく見ると彼女は背が高く、金色の髪と瞳が綺麗で東倭人には無い特徴を持っていた。






「…………へぇ、リエムさんはクロスフロントって国から来たんですか」


「はい、留学生として東倭に来ました。先生にはお世話になっています」


リエムはすぐに姉妹と仲良くなった。


「私はそのクロスフロントって国に行ってみたい!」


「それは……「美空。それは出来ないんだ。美海も聞いておくれ。」


三人が楽しそうに話しているのを遮り、父が真剣な顔で話しはじめた。


「今、クロスフロントでは隣国のヴァラキアと戦争をしているんだ」


戦争という言葉に姉妹から笑顔が消える。


「で、だ。お父さんはクロスフロントに軍師として行くことになったんだ」


「なっ」

「えっ」


「父上が行くなら私たちも「駄目だ。行くのはお父さんだけ。美海と美空はお留守番だ」


つまり戦場に単身赴任だ。


「いいかい二人共。お父さんは二人を危険に晒したくないんだ。わかってくれ」


「「…………」」


黙り込む二人。



沈黙の後、美海が真剣な目をして口を開いた。


「お父様。約束してください、必ず元気で帰ってくると……」


「姉上!? 姉上!どうゆう!!…………」


美空の言いたいことがわかった美海は、目で美空を止めた。


「お父様。約束してくださいますよね?」


「…………ああ、約束するよ。お父さんはちゃんと帰ってくるからな」


父は二人の頭を撫で、力強く抱きしめた。

三人の目からは涙が流れていた。



父が二人を離すと、美海は涙を拭き、立ち上がった。


「お父様。私はお父様に約束します。お父様が帰ってくるまでに私は、立派な女性になります」


「……わかった。楽しみにしてるよ」


強い決意を持ち、美海は父と小指同士を絡ませ、契りを結んだ。いわゆる『指切りげんまん』だ。


それを見た美空も涙を拭いて立ち上がった。


「私も父上に約束する。どんな時も私は強い意志をもって生きよう!!」


「ああ、がんばるんだぞ」


美空も父と指切りした。

美空の目には強い意思が宿っていた。
















それから十数日間。親子三人、時々成美、稀にリエムは、色々な場所に出かけたり、家で一日中話したり、買物に出たりと楽しい時を過ごした。




そして出発の日を迎えた。


「じゃぁ成美さん、暫くの間お願いします」


「任せといてください」


父はスーツに身を包み、大きな鞄を持って玄関に立っていた。隣にはリエムがいる。

美海、美空、成美は見送りに出てきていた。


「美海。美空。元気にしているんだぞ」


「父上ぇ……」


「お父様……危険な事だけは控えてくださいね」


姉妹の目には涙が浮かんでいる。


「……大丈夫だよ。基地での指揮をするだけだから危険はほとんど無いんだ」


二人の頭を撫でながら話す笑顔な父。


「…………わかりました。がんばってきてください」


「私達もがんばるぞ!!」


姉妹も涙目ながら笑顔で答えた。






「では、行ってくる」


「はい」


「リエムさん、父をよろしくお願いしますね」


「了解です」


「行ってらっしゃい父上!」



段々と小さくなる父とリエムを姉妹と成美は見えなくなるまで手を振っていた。





--------------------------





それから3年後。姉妹がルカと出会う2年前の事。



国営の女学校。


今は放課後、下校の時間。

姉妹は昇降口で落ち合った。


「姉上。私は道場に行くので遅くなると成美さんにいておいてくれないだろうか?」


「ええ、わかったわ。毎日大変ね」


「師範がギックリ腰になってしまったからな、私が居ないと稽古が始まらないんだ。では、よろしく」


「真っ直ぐ帰ってくるのよぉ」


元気よく走り去っていく美空。見送る美海。

とても絵になる。



二人は学校内外で『美人姉妹』として有名になり、美海は女学校で首席での卒業を決め、美空は若くして通っていた剣術道場の師範代になっていた。




------------------




この日の夕刻。



「ただいま帰った」


美空が玄関を開けると奥からドタドタと足音が聞こえた。


「美空!?居間に来て手伝って、早く!!」


その直後、居間から美海の焦りと困惑の混じったような声で美空は呼ばれた。

声に急かされるように美空は居間へ急いだ。



「姉上!!なっ……!」


「あっ、美空早く早く!!」


美空の手を掴み、居間へと引っ張り込む美海。

居間にはお湯を入れた桶やらタオルやらをもって居間と台所を行き来する成美。そしてそこには…





傷だらけでボロボロの鎧を着て倒れている人影があった。




「なっ何があったんだ一体!?」


「少し前に玄関に駆け込んで来たのよ!美空も手伝って、早くどうにかしないと……」


倒れている人物に駆け寄る美空。顔を見るとこの人は美空が知っている人だった。






「……リエムさんが死んじゃう!!」


傷の痛みにうなされ、血まみれのリエム。


「……ない……はや……ろ」


何か言葉を発しているようだが、美空達に伝わらない。






数分後、リエムはなんとか一命を取り留めた。















同時刻

屋敷のある丘の林



「ちっ…あの女、どこ行きやがった!…てかここはどこなんだ?」


怪しい人影が一つ、林道から外れて迷っていた。



「ったく、アニキもあんな小娘一人放っておけばいいのに……はぁ、俺も一緒にヴァラキアに行きたかったなぁ」



男は愚痴を零しながら林の中を手探りに進んでいく。





「……こんなことになるなら遊んでないでさっさと殺しちまえばよかったぜ……ん?」


しばらく迷っていた男は、木々の向こうに光を見つけた。


「家か。あそこが怪しいな……」



男は光の方へ走って行った。














リエムの容態が落ち着いて半刻程経った。

彼女を客間に寝かせ、姉妹は血だらけになっていた居間を掃除している。成美はリエムを看ている。



「いったい何があったんだろう……」


「わからないわ……ただ、リエムさんが来たって事はお父様絡みだってことは確かよ。」


嫌な予感が姉妹の頭を過ぎる。


「まさか!父上に何かあったのではっ!?」

「わからないわよ!!…………まだわからないじゃない……」


美海はその予感を口にせず、冷静を保とうとしていたのだが、美空の言葉につい叫んでしまった。


不安なのは皆同じ。

不安は二人に最悪のシナリオを想像させる。








「誰か居るかぁ?」


玄関から男の声がした。





玄関に向かったのは美空。来客の予定は無く、彼女にとっては聞き覚えの無い声だ。

しかし、忙しい美空は直ぐに帰ってもらおうと、何の警戒もせずに玄関の戸を開けた。


「あの、今い「少し聞きたいことがあるのだが、ここに鎧を着た女が来…………」


玄関から廊下にかけての掃除はまだしていない。


血だらけの玄関は男に確信を持たせた。



「居るようだな……」


男は素早く剣で美空に切り掛かった。


「くっ、はぁっ!!」


美空は紙一重で太刀筋を見極めて避け、男を体当たりで突き飛ばした。

そして素早く戸を閉め、居間へと向かった。




「くぅぅぅ……鎧の女といい、今の女といい、最近の女ってのはなかなかやるみたいだな



面白いじゃないか」



男は立ち上がった。














美空は急いで居間に戻って来た。


「はぁはぁはぁ」


「どうしましたお嬢様?そんなに息切らして」




「はぁはぁ……成美さん!姉上もリエムさん連れて逃げるんだ!!」


美空が真剣な見幕でこう言い放つと、美海も成美も唖然としてしまった。


「……どうしたの美空?」

美空の目を見て、美海も真剣に聞いた。

美空は和室から刀を持って来た。


「リエムさんの追っ手が来たんだ。私が食い止めるから裏口から逃げるんだ」



美海は頷くとリエムをおぶった。鎧は外してあるためリエムは軽く、美海でも運ぶことが出来た。


「さあ、早く!!」



3人は裏口に向かった。






屋敷の裏口



戸から顔を出して辺りに怪しい人影がないか確認し、屋敷を出る成美。そのあとからリエムを背負った美海。刀を持った美空が続く。


「とりあえず丘を下りて伯父上の家を目指そう。あそこなら安全だ」


屋敷の裏の林に足を踏み入れようとしたその時だった。


「キャァッ!」


美海と成美の足が地面に減り込み、二人はそのまま倒れてしまった。

急なアクシデントに美空が辺りを見回すと、屋敷の方にあの男が居た。

男の足元の地面には剣が刺さっている。




「ククク……随分広い屋敷だなぁ。あの玄関以外の出入り口を探すのが大変だったぜ」


「貴様、姉上達に何をした!!」


美海達の足は地面から抜けず、動けなくなっていた。


「いや、逃げられては困るからな。それと






おまえと少し遊んでみたくてよぉ!!」


男は地面に刺さっている剣を抜くと、そのまま美空の方に駆け出した。


「楽しませてくれよぉ!ファッ!!」


「くっ、ぅぅぅ…………やぁっ!」


美空に向かって剣を振り下ろす男。美空はそれを鞘に収まったままの刀で受け、横に払った。


バランスを崩した男の脳裏に玄関での体当たりが頭を過ぎり、男は素早く美空から距離をとった。

玄関の時とは違いなかなか隙を見せない。


「ほう、やはり少しできる人間のようだな……面白くなりそうだ。ククク……」


剣を構え直し、ニヤニヤと笑っている男。

それをよそに美空は、腰にさした刀を手に構えたまま目をつぶっていた。



【……母上……母上の形見のこの刀、使わせてもらいます】「火之内 美空参る!」




美空は目を開け、鞘から刀を抜き放った。


美空の持つ刀を見て男は「おお」と、歓声をあげた。


「それが『鋼の芸術』と名高いこの国の『カタナ』という剣か……決めた!その刀、俺が貰う!だから……さっさと死にな!!」


再び美空に切り掛かる男。

ただし、その剣は先程より速く、鋭く、重い。

それを真っ正面から受け止めた美空は、そのまま片膝をつかされてしまった。


「グッ…………わるいが、この刀を貴様にやるつもりも……今ここで死ぬつもりもないわぁ!!」


美空は受けていた刀をずらして男の剣を横に流した。


「何ぃ!」


男の剣は地面に突き刺さり、大きな隙ができた。






「形勢逆転だ。降伏しろ」


美空は刀の刃を男の首に突き付けた。


「くっ」


両足を捕られているため体の位置を動かせない。刀は倒れた拍子に離してしまった。


もう避けることも防ぐこともできない。


[私は死ぬのか……]


迫り来る刃を前に、美空は目をつぶった。




「ウッ!」



体を貫く音に合わせて飛び散る鮮血。

そして、剣が地面に落ちた音。








痛みで声をあげたのは男の方だった。


「なん……だ……と……」


男の左胸は鋭く尖った鉄の矢で貫かれていた。



「えっ!?」


いったい何が起きたのか。

何故自分は死んでいないのか。

何故目の前にいた男が死んでいるのか。


全ては美空の視線の先にあった。



「はぁ、はぁ……」


ボロボロの体で立ち上がり、剣を手にしているリエムの姿がそこにあった。


「リエムさん!?」







地面から抜け出した美空達は屋敷の中に戻って来ていた。

落ち着いた頃を見計らって、リエムが話し始める。


「まずは助けてくれてありがとうございました」


「いやこちらこそ礼を言う。もう少しで私は死ぬところだった。それより、さっきの矢はいったい……?」


「それは後々……それより先に私がここに来た目的を……」


リエムは目的のために話し始める。


リエムの真剣な表情に息を飲む美空達。

リエムはゆっくり口を開いた。


「先生が……お亡くなりになりました」


「「えっ……!?」」


リエムの言葉を受け入れられない美空達は、ただ唖然としている。


「何……ですって……?」


「はい……先生……貴女達のお父様が亡くなったんです……」



美空達がそれを理解するのに、そう時間はかからなかった。


その日の夜、屋敷からは姉妹の泣く声が止まなかった。






次の日の朝


何とか泣き止んだ姉妹の目は赤かった。


成美も、リエムも



目は赤かった……。

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