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な…何故…
「さて…茶番はこんなところにして本題へと入ろうか…何の目的もなしにここに来たわけでもあるまい?実験動物になりに来たと言うのであれば、大歓迎だがね」
ルーファは椅子に座り、紅茶をカップに注ぎながらアルト達に質問した。さりげなく砂糖をドバドバ入れているのは誰もツッコまなかった様だ。
「実験動物は興味があるが、今回は遠慮しとく…んで、本題だけど俺たちに魔法を教えて欲しくて来たんだ」
「ほう?魔法を教えて欲しいのかい?この世界だとみんな使えるであろう?何故教えを乞うのかい?」
「まぁ…実はかくかくしかじか…」
ルーゼはこれまでの経緯と何故魔法を教えて欲しいかを説明した。
「ふーむ…なるほどねぇ…理解したよ魔法を教えて欲しいとはそういう理由なのだねぇ…」
「因みに私は大丈夫だぞ!宮廷の魔術師に嫌という程教えられたからな!」
リンネは死んだ目で豪快に笑う。
(相当やばかったんだろうな…)
「となると…アルト君に1つ質問をしなければねぇ」
「ん?どうした?」
ルーファは足を組み、徐ろに口を開く。
「アルト君…君は………『転生か転移』をしたのかな?」




