表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/78

その他諸々…7年後に知る

「…へーなるほどねーそんな国があるんだ………おお!この国は獣人がいるのか?!いつか行きたいなぁ」



7歳になった俺はもう家の中を自由に動けるようになり、今は家の近くにある、王国立大図書館にきている。



図書館に行くようになってから色々な事を知れた。



まず、俺が今いるこの国…名前は王都セリアナと言い、王はマルク=セリアナというらしい。ここはどの国からも真ん中の位置にあり、貿易や多くの冒険者が集まるらしい。



東には国としての名前は無いものの人が治めているのは確かである国があるらしい。どうも、情報があまりないっぽい…ふむ、困ったものだ。



西には魔法国家マジリアンがある。ここの王は女性らしく、名前はリリアナ=マジリアンと言うらしい。転生した身としては魔法に興味があるから行ってみたいぜ。



北にあるのは獣人が暮らす国、獣人国家クラウディアという国がある。ここは武力で王を決めるらしく、最新の情報だとリンネ=クラウディアと言うらしい。猫耳っ子に逢いてぇ…。



ここから北東に行くとエルフの里があるらしい。あくまでらしい…なのである。どうも閉鎖的な種族らしく、情報がほぼないらしい。うーむ…気になるなぁ。



と、あれこれ整理したり、考えたりしていると



「アールトー!何処ー?…あっ!ここにいたのかよ…探したんだぞ〜」



この俺を探していた子はフェルト=オーガストで、最近出来た友達である。見た目は茶髪に空色の目で身長は140くらいである。そして、なかなかにかっこいいのである。これで貴族なのだから縁談とかハンパねぇんだろうな。



「はいはい、悪かったな…さて必要な情報も集まったし帰るかー」



ここの図書館はなんと出入り自由なのでお気に入りである。



「あ、そういや明日は入学式じゃなかったっけ?」



フェルトが言う。



「…マジで?すっかり忘れてわ〜ハハッ!」



アルトはふと前世の事を思い出す。



(学校かぁ…あんまり良い思い出が…っ!)



嫌な事を思い出してしまい、頭を振るアルト。



「ん?どうした?」



フェルトが心配しているのを見てアルトは



「大丈夫、なんでもねぇよ…じゃあな!」



と言い家に帰るのであった。

お読みいただきありがとうございました!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ