種も仕掛けもありました!
「しょ、勝者!アルト・エルノート!」
審判がそう判決を下す、その瞬間にワァァァァァ!!!!っと歓声が上がった。だが一部の者たちはこの結果に納得がいかないらしく
「おいふざけんな!最後剣を使ってなかったろ!」「そうだそうだ!」「ルールを守ってないじゃないか!」
と罵声をアルトに浴びせるがアルトはこの罵声に対しこう返した。
「ルールだぁ?そもそも俺が最後になにを使ったか分かってんのかぁ?爆発する剣って言ったらどうするんだよぉ?あぁあ?」
この言葉に対しさっきまで騒ぎ立てていた観衆は黙りこくってしまった。証拠も何もかも煙で見えなかったため、反論が出来ないのだ。
「反論なしっと、んじゃ俺の勝利だな」
そう言ってアルトは控室へと足を運んだ。
~~控室~~
「あんたさぁ…ルールは守りなさいよぉ」
ルーゼが呆れた顔でアルトに言った。アルトは自慢げな顔で
「武器は剣と書かれているが道具の使用は禁止されてないしなぁ…」
そう、このルールには武器は書かれているがその他のほかのことに関してはほぼ制限されていないのだ。
「ガバい方が悪いってな」
「で、結局なに使ったの?大方予想で出来るけど」
と聞かれるとアルトは平たい円盤のようなものを取り出した。
「現代社会と異世界の技術を合わせて作った特製地雷さ」
この地雷はアルトが暇な時間に作ったもので置いた場所の色にカモフラージュするといったトンデモ地雷である。
「なるほど、あんたらしいわ」
「そりゃどーも、誉め言葉として受け取っておくよ」
そんな会話をしているとアナウンスが聞こえた。
「さぁ!次の試合はルーゼ・ヒストリアVSフライヤー!」
ルーゼは剣を持ち、アルトに首だけ振り向いてこう宣言した。
「決勝で会いましょう」




