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卑怯とはいうまいな
(ダメージは…これは肋骨に罅入ったかもな)
受けたダメージを計算しながら、アルトはマンハッタンの攻略法を考えていた。
(正攻法…正面は無理だな、魔法は使えないし…せや!)
「もう終わりか小僧!」
アルトが作戦を思いついたタイミングでマンハッタンが猛攻を仕掛けてくる。
(作戦を思いついたはいいものの…これをするには最低でも5秒はいるな)
攻撃を躱しながら時間稼ぎの方法を考える。
(無理やりにでも時間を作るしかない!)
アルトは攻撃の隙ができる時を待ち…
「ここ!」
マンハッタンの顎を拳で撃ち抜いた。その攻撃で一瞬脳震盪の様な症状がでる。この瞬間にアルトは大きく下がり、距離をとる。そして白くて丸い玉を地面に投げつけた。すると玉から大量の煙が出てきて、あっという間にアルトの周りを煙で覆ってしまった。
「なんだこれは?」
マンハッタンは突然の事に棒立ちしてしまった。しばらくして煙が風で流されると何一つ変わっていないアルトがいた。
「一体何をするのかと思えば…まあいい、そろそろ決着をつけよう」
「ああ、賛成だ…こいよ」
そう言った瞬間、マンハッタンがアルトに向かってゆっくりと歩き出す。そして、距離を詰めようと踏み込んだ瞬間…
ドォォン!
と大爆発が起こった。
爆発の黒煙が無くなった時には…マンハッタンは黒焦げで倒れていた。




