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ハイテンション
「猫耳があるってことは…まさか!犬耳やウサミミがあるのか!」
鼻息を荒くして、興奮しながらルーゼに詰めよるアルト。ルーゼは
「わかったから離れなさい!…ったくもう、その件に関しては自分の目で確かめなさいよ?私も知らないことはたくさんあるんだから」
ルーゼは呆れた様子で答えた。アルトはそれを聞いた瞬間
「オーケー!んじゃ探してくる!」
と言って、速攻で走り去ってしまった。…ルーゼを置いて。
〜〜〜アルト〜〜〜
(すごい…すごい!ケモ耳っこが山ほどいるぜぇ!)
市場を颯爽とかけていくアルト。ふとした瞬間
「ん?今何か…まぁいっか」
違和感を感じたアルトだったがそんなことはどうでもいいとばかりにスタスタと走り去ってしまった。
〜〜〜???〜〜〜
(っ!…よかった、バレなかったみたいね)
違和感の主が路地裏から顔を出す。その顔はフードで覆われており、見ることは不可能だ。
「さて…あのお方のためにもこの仕事はやり切らないとね」
と言って、路地裏の影に沈み込んでいくのだった。
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