そんな装備で大丈夫か?
ジークからこれからの方針など聞いた後、俺たちは家に帰って寝ることにした。
次の日の朝、学校はどうすれば?という疑問が出たので、エキドナ校長にこのことをルーゼと二人で話しに言ったら
「あぁ、そのことは既に国王様から聞いているよ。君たちの扱いは飛び級で卒業した扱いになるから安心して、次の冒険に行きたまえ」
と、コーヒーを注ぎながら言った。
(そんな適当な扱いでいいのかよ…)
そんなことを思っていると、校長室のドアがノックされ二人の先生が入ってきた。手には剣と弓を持っている。
「お!持ってきてくれたんだね、ありがとう」
エキドナ校長は剣を受け取ると、ルーゼの前に立ち、こう言った。
「これは学園の秘密の倉庫にあるちょっと特別な剣だ。名を『火炎剣グレア』という。これはこの剣を振るうときに炎が出ることからそう呼ばれているよ…さて、この剣をルーゼ君に授けよう」
そして、エキドナ校長は剣を鞘に入れ、ルーゼに手渡した。
ルーゼの反応はとても目がキラキラしている…まるで新しいおもちゃを買ってもらった子供のようだ。
そんなふうに思っていると、今度はアルトの目の前にエキドナ校長が弓を持って立ち、こう言った。
「次はこれだな…これは『星弓スターボウ』名前の由来はなんでもこの弓を見つけた人が、この弓は星から降ってきた…なんて言ったらしく、それを信じた人がつけたそうだ。まぁ、威力はお墨付きだから、気にするなよ」
(…最後、笑ったような気がしたんだが)
心の中では悪態をつくアルトだが、ちゃんと喜んでいる様子だった。
「よし!あ、そうそうご両親には私の方から説明しておくから、気にしなくていいからねー!では、もう馬車は用意してあるので、行ってこーい!」
と、言ってエキドナ校長は二人を窓から放り投げた。
しかも馬車の中に入った瞬間に馬車の乗り手は鞭を叩き、すぐに走らせた。
アルトは最後にこれだけは言いたかったセリフを、体を起こして言った。
「こんな雑な扱いがあるかーーーーーー!」
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