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吸血鬼同士の戦い その1
「あーもう!めんどくさいわね!」
アルトと分断されたルーゼは双子と戦っていた。流石に1対2の状況では、ルーゼでもキツイようだ。
「「ふふっ君のことはお館様から聞いてるから相手じゃないよ〜?」」
その言葉通り、攻撃をする際は上手くルーゼの癖を読んで攻撃を当ててくる。しまいには、攻撃をしてもカウンターを決められる始末だ。
「やっぱり…アルトの言った通りね」
〜〜〜アルト達がハロルドと会う前〜〜〜
「ルーゼ、もしこの先にいるのが君の関係者だった場合は君の情報は筒抜けだと思った方がいい」
「なんで?」
二人は並んで走りながら会話する。
「当たり前だろ?お前は半分作られたから、知らないことはないと思えよ…さて、スピードを上げるぞ〜」
言いたいことだけ言って彼は走り去っていった…
〜〜〜
「「分かっているなら降参したらー?今なら優しく殺してあげるよぉ〜?」」
双子は剣を交差させ、踊りながら言った。
「悪いけど私って反抗期なのよねー…ってなわけで」
そう言いながらルーゼは赤い液体が入った瓶を取り出した。
「…ほんとは嫌だけど勝つためだから仕方ないわね」
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