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分離
緊張が走る中、先に動いたのはアルトだった。矢をつがえ、ハロルドの首に向けて放つが、これを難なく回避。すぐさまアルトに仕掛け返そうと距離を詰めようとするが、これを猫耳少女がガード。
「「僕らを忘れてもらっては困るよぉ?」」
双子が取り出したのは緑色の龍の頭がついた剣で二人とも同じ剣だった。
「なら、私が相手をしてあげるわ」
ルーゼがいつもの鉄剣を抜き、同時に身体強化をかける。
「「ふふっ君はついてこれるかな?」」
そういうと双子は青色の魔力光を纏い始め、縦横無尽にルーゼの周りを回り始めた。かなり早く回っており、ルーゼの目にも追えない様子だ。その隙を見計らい、双子はルーゼを森の奥へ蹴っ飛ばした。
「ルーゼ!」
「っ!」
アルトはルーゼをフォローしようとするが、ハロルドに阻止されてしまいルーゼは吹っ飛ばされてしまった。
「くっ!」
「そう簡単には連携させないよぉ?」
彼はそう言いながら剣を構え直す。
「…前衛は私がする、あなたは援護をお願い」
「わかった、スナイピングは任せとけ」
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