初スキル
お待たせしました!久方ぶりの更新です!やーっとこれからまた定期更新が出来る……はずだったんだけどなぁ…。仕事が多いのです_:(´ཀ`」 ∠):
ダークドラゴンを倒してから1週間が経った。俺ことアルトは家の書庫で魔術に関する本を読んでいた。
「……スキル…ねぇ………あ、そういえば」
ちょうどスキルのページを読んでいた時、大事な事を思い出す。
「俺のステータスどうなってんだ?」
そう思い、服の胸ポケットからステータスカードを出して見てみると
〜アルト=エルノート〜
レベル35
HP 1305 MP 310
STR C VIT D
INT D AGE B
DEX B MID D
〜スキル〜
・消音 ・直感 ・剛力
〜EXスキル〜
・全能視
〜
と、格段に進化していた。
「おお?!増えてる増えてる……色々試す必要があるな」
そういうとアルトはとある場所へ向かった。
「さて、試すならやっぱりここだよな」
アルトが今いるところは訓練場だ。学校にあるのだが、ここは誰でも自由に使っていい場所になっている。
「……俺は一人で、しかも誰にもバレないように来たはずなのだが…」
ザッザッと後ろから足音がする。振り返るとそこには
「逆にコソコソ動いてる方がかえって目立ちますよ、アルト様」
うちのメイド、ルイゼだ。
(しかし、一体いつからついてきたんだ?ついさっき分かったが…)
ルイゼには色々と謎が多いのだ。気づいたらすぐそばに居ることもしばしば、時にはいくら探してもいない事もある。
「…まぁ、ルイゼなら隠しても無駄だしな……スキルについて試そうと思ってたんだ」
「あぁ!スキルですか!てっきり何か変なことをするのかと思ってました」
ニコニコ笑顔でルイゼが言う。
(俺、いつからそんなふうに思われてたんだ?)
気にはなるが、今はスキルのほうが重要だ。アルトはとりあえずスキルの発動方法について聞いてみることにした。
「スキルってどう発動するんだ?」
「んー…スキルによりますが基本的にはスキル名を心の中で唱えると発動するとおもいますよ」
なるほど、と納得したアルトは早速スキルを心の中で唱えてみることにした。
(んー、とりあえず……消音)
すると体から何が抜けたような感覚がした。
「おお、これがMP消費の感覚か…」
「アルト様、何のスキルを使われたのですか?」
初めてのMP消費の感覚に浸っているとルイゼから声がかかる。
「えっと消音ってスキルなんだけど…」
(正直、よく分からない感じだ。)
疑問に思っていると
「消音ですか、そのスキルは動く時の音を完全に殺してくれますよ」
と、説明が入った。
アルトはその説明を聞いて、走ってみた。すると
(おお!音がしない!)
普通はするであろう走る音がなかった。
(……他の二つはなんとなーくわかりそうだな)
とにかくスキルを使いたくてしょうがないアルトは
「ありがとうルイゼ!このままちょっとギルドに行ってくるよ!」
そう言って走り去ってしまった。
一人残されたルイゼは
「……はぁ、全くアルト様は……まぁまだ幼い子供ですものね」
ため息をつきながらも、しょうがないと言った感じだった。
お読みいただきありがとうございました!




