表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
16/78

強くなる為の第一歩

「………」



アルトはレナに専用スキルがないと言われ、激しく落ち込んだ。ないのならばレベル上げをする楽しみがなくなるからだ。



「なぁ…実際狩人って弱いのか?何か長所はないのか?」



希望を込めてレナに聞く。少しでも長所があればそこを伸ばせるのだが…



「…ステータス的には強いとは言えない、あなたからしたらハズレに近いわ」



どうやら現実は優しくないらしい。その事実に絶望するアルト。そんなアルトにレナが声を掛ける。



「でも、長所はあるわ。どんな職業にも負けない狩人だけのいい所が」



その言葉を聞いた瞬間、アルトの目に光が灯る。



「なんだ?!教えてくれ!」



アルトは必死でレナに聞く。



「長所はあなたの言った通り…誰よりも自由であることよ」



アルトは最初に自分が言った言葉を思い出す。この世界に来る前にレナに聞かれた時、自分自身が答えた言葉だ。



「この事実を知るものは限りなく少ないの…だから狩人は周りからは弱く見える。でもこの長所を上手く使えればそんな欠点なんて無いに等しい」



レナはアルトに希望を持つように言う。



「だから諦めないで、弱いからと言って自分の可能性を捨てないで…あなたは弱くないわ、だって…」



言葉の途中でレナの体が光りだした。



「時間みたいね…がんばってねアルト」



レナはそう言って消えていった。それと同時に周りの時が動きだす。



「……ん?アルト?どうした?そんなニヤニヤして」



アルトは今、弱くないと言われて絶望感が希望へと変わった。そして、ある事を決意する。



「フェルト、ルーゼ…二人に頼みたい事がある」



二人に振り向き、アルトはこう言った。



「俺と一緒に冒険者にならないか?」

お読みいただきありがとうございました!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ