久しぶりにあったら超大事な説明されたんだけど
「よし、レベルがあるのならレベル上げは基本だな…お前らも行くだろ?」
アルトはレベルがあると知って、既にテンションがハイな状態。折角ならマルチ式で上げたいと思い、振り返ると
「……あれ?」
誰も動かず、まるで時が止まったかのようになっている。
「ん?おーいフェルト?何固まってんだよ」
アルトはフェルトの前で手を振る…が
「反応なし…かぁ……うーんどうして俺だけ動ける?」
うーんと唸りながら考えるアルト、そこに声がかかる。
「それは私があなたと話す為に時を止めたからよ」
久しく聞いていなかった声に振り返るアルト…そこには
「ヤッホー久しぶり!このレナ様が来たわよ!」
と、まるでアイドルかのような可愛いポーズで宙に浮いている女神ラナがいた。
「……凄いな」
「ええ、そうよ!凄いでしょ!」
ドヤ顔でレナが言う。
「時を止めた理由は聞きませんが、ここに来た理由は?」
アルトは今思った疑問を投げかける。
「そうそう、私ね〜あなたを送り出す時に職業について説明してなかったから、教えに来たわ」
「何か説明する事があったんですか?」
内容にもよるが、説明は大事であるためしっかりと聞いておかねばならぬことと思ったアルト。
「まぁゲーマーのあなたなら多分好きなんじゃない?職業による特化部分とか…専用スキルとか、その他もろもろについてね」
レナは足を組みながら言う。
「……それ、早く言って欲しかったかも…」
そう思った反面、レベル上げをする前のタイミングで良かったと思った。
「じゃあ説明するわね、まず職業によって特化する部分について…あなたがレベル上げをするにあたって大事だと思うから先に言っとく。レベル上げはとにかくやっていてもその職業にとって必要な物しか上がらない、例えば、剣士は体力、筋力などはすぐに上がるわ。でも、賢さとかは上がらない。理由は簡単で、剣士に必要ないからなの。そう言った理由で、ただレベル上げをしていても、全てのパラメータは上がらないわ」
これはアルトにとって一番大事な情報だった。
「なるほどね…全ての極みは作れないのか」
ちょっとがっかりするアルト、何げに極めるのが好きなアルトはオールSが作れないと知ったためだ。
「じゃあ次、専用スキルね。これは、勇者とか魔王とかにしかないものよ。簡単にいったらレアな職業にしかないわ」
専用スキル…アルトはとても気になった。
「例えば何がある?」
どうしても聞きたくなる。
「例えば、とはいってもね…勇者は個性によって違ったわ。専用スキルはすぐに持てるわけではないの。ある程度レベルが上がって、条件が揃っていれば会得することが出来るわ。そして、スキルも<こうなりたい>と思うとその思いに反応して変わるの」
「って事はレナにもどんなスキルが出るか分からないってか?」
「そうね、私にもわからないわ」
アルトは悩む。
スキルの発生条件が分からないと進めないのだ。
そして、もう一つ気になることが
「……なぁ、狩人って専用スキルあるのか?」
この質問の答えによってはアルトの行動が変わる。
レナの答えは…
「…ないわ」
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