ステータスがあるのならば…
入学式が終わった。今日はこれだけなのでアルトは帰ろうとすると
「おいアルト、ステータスカードいらねぇのか?」
と、フェルトが言った。
「ステータスカード?なんだそりゃ?」
アルトは準備の手を止め、フェルトに聞く。
「自分のステータスが書いてある奴だよ。今後必要になる場面が多いと思うから貰っとけば?」
ステータス。アルトからしたら何回もゲームで聞いてきた言葉。そして何より、アルトが一番意識してきた事の一つだ。もちろんアルトの答えは
「もらうしかないな」
と、興奮気味に答える。
「よし、じゃあ取りに行こうぜ。たしか…」
フェルトが思い出そうとしていると
「あら?あなた達ここで何をしているの?」
「あ、ルーゼじゃん」
ルーゼと遭遇した。
「話がチラッと聞こえたけど、ステータスカードのことよね?貰える場所は学園内の図書館よ。私もいこうと思ってたから一緒に行く?」
ルーゼはにこやかな笑顔で言う。
「そうだな、御同行させてもらうか」
三人は図書館へ向かった。
図書館についてからはルーゼがテキパキと話を進めてくれた。そのおかげで手続きが早くすんだ。
「では、こちらの水晶に手を触れて下さい」
係の人はそう言って、水色の水晶を取り出した。
「誰からする?」
と、アルトが二人に聞く。
「俺はお前より早く受けたからもう持ってるぜ」
「私はこの学園に二日前からきてるから既に持ってるわ」
どうも二人はもう持っていたらしい。
(フェルトは持ってるのになんで俺を誘ったんだ?…まぁいいや)
そう思いながら、水晶に手を置く。
アルトが手を置いてから5秒程すると
「はい、終わりましたよー」
係の人が言って、カードを渡してくれた。
早速アルトは見てみる。
〜アルト=エルノート〜
レベル3
HP 100 MP20
STR E VIT G
INT F AGE D
DEX D MID F
LUK E
〜スキル〜
???
ー
と、書いてあった。
「おー!すげぇ…」
アルトは久しぶりにみる"ステータス"に感動する。
「スキルがハテナなのが気になるが…ステータスがわかった以上、やる事は一つだな」
アルトがステータスが分かったらしようと思っていた事…それは
「さぁ、レベリングの時間だ」
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