ホテルの失敗
ANAインターコンチネンタル東京の発言が政治家表現に変わった。
この件を自民党の圧力とさわぐが、ホテルの対応の失敗に原因があるのではないかと思う。国会での議員の発言を直接企業が否定した。
国会議員の議会での発言については国会法で守られている。そこに横やりをいれたのだから、叱られるのは当然である。
事実を客観的に述べている間は許されていた。しかし、主観的に(総理に限らず)議員の発言を否定することは、国会の軽視につながる。少なくとも日本国内では発言するなら議員経由にする必要があった。
これは、メディアの策略か、はたまたホテルのミスか。外資系と持ち上げられてアメリカ並みの自由な発言ができると思いこんだのだろうか。
もっとも、直接の発言を控えるまではしかたがないとしても、企業に政治用語満載の発言をさせていることは異常なことだろう。政治が圧力をかけるなら、弁護士など守秘義務のある相手だ。ホテルの経営陣に直接圧力をかけるわけがない。それは、逆介入になってしまう。
戦には、たとえローカルであってもルールがある。それを逸脱して一方的なタコ殴りはできない。ホテルの勇気は認めるが、勇気と無謀は異なることは肝に銘じておいた方がいい。