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【地獄編】プロローグ

はじめまして。閲覧頂き誠にありがとうございます。流行りの復讐モノです。

序盤はアレですがちゃんと異世界転生モノに仕上げていきます。


2/17 一部改稿しました。


僕の名前は善野良夫(ぜんのよしお)。これと言って才能がある訳でも他人に自慢の出来る特技がある訳でも無いが僕には唯一誇れる物がある。



――正直者、良い人、優しい人



周りの人が常々僕に言ってくれる言葉。



生まれて来て18年間、両親に迷惑をかけないよう幼い頃からワガママを言わずに育ってきた。



両親は共働きだったが、少しでも経済状況を良くしようと中学生の時には自ら進んで朝刊のアルバイトを始めた。



ある日、自分の進路を考え始めた頃、二つ下の妹が医大に進みたいと両親に相談していたところを目撃した。



「ウチにはそんな余裕は無い」とお父さんは言っていたが自分は進学をしないで就職するよと言ったら、あっさりと妹の医大受験を考えてくれるようになった。



就職したらいっぱいお金を稼いで妹の学費に充てよう。僕は密かにそう決意した。




――それから月日は流れて




今日からいよいよ社会人デビューだ。真新しいリクルートスーツに着替え、電車で1時間程の場所にある就職先の本社へと向かった。



(午前中は入社式で午後はオリエンテーションかーオリエンテーションって何だろう?)



今日の予定が書かれたプリントを見て考えていた。しばらくして僕は駅前の交差点へと差し掛かった。歩行者信号は青だったのを覚えている。



「ウーウー」



近くでサイレンのような音が聞こえてくる。



ふと車道に目を向けた時だった。






猛スピードで一台の軽自動車がこちらに向かって走ってくる。



(え?僕の方に向かってきてないか?)


車は依然、止まる気配を見せない。



(もしかしてこのまま突っ込んでくる気か!?)



心臓がドクドク脈打っている。恐怖で足が震えて動けない。








ふと、運転している人と目が合った。








笑ってる。



(く、狂ってる!?)




言い知れぬ悪寒が全身を襲った。






あーマジか。



















そこからの記憶が無かった。

誤字脱字ありましたらすみません。暇つぶし程度に読んで頂けたら本望です。

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