水獣
こんには!高坂時雨です。
海から顔を出したシーサーペント。時雨達はどうやって戦う気なのか?
また、今回はかなり衝撃的な事実も!
ぜひ読んでください。
〜弍拾伍説〜
俺と秀生は時雨達の所に戻った。シーサーペントはやはりついてきてて、海から顔を出した。
こいつ、蛇みたいな体してるから、肺呼吸のはず。それに、体が鱗だから、乾燥の心配もないと思うから、陸上にあげても逃げる以外の理由で海に戻ることはないだろう。
「水から顔を出してくれれば私たちも戦えるわ」雪菜が言うと、
「よーし、んじゃ、いくか!」と秀生が言った。
雪菜もフェニックスになった。
そういえぱ、雪菜は、火の玉をかける、足で絞め殺すの他になんかできるのか?
そう思ってたら、雪菜の羽の先が白く光った。
キラーン
「は!は!は!は!は!」
羽から、白い刃のようなものを出し、シーサーペントに向かって飛ばした。
パキッパキッパキッパキッパキッ
鱗にヒビが入った。
「時雨!」
「わかってるわ!」
俺と時雨がシーサーペントにかかった。
「天喜、時雨、これを使え!」
秀生が、何かを投げてきたのでキャッチして見てみたら、ナイフだった。
えーと、まぁさっき殴るだけで苦しんでたし、効くのかな。
「わかった」
俺は、シーサーペントの首に刺した。
「シャー」
時雨も刺した。
こいつ、本当に弱いんだな。
シーサーペントが顔を海につけたり、のたうち回ったりしたが、俺らはがっしりと掴み、離さない。
すると、雪菜が「2人ともどいて!」と言い、俺らはシーサーペントから離れると、雪菜が大きな猛禽類のような足でシーサーペントを絞め殺した。
案外簡単だったな。大蛇って、アナコンダとかから危険なイメージがあるけど、未確認生物だと、大蛇なんて大したことないのかな
ふー、よし、倒した!
俺らは安心してカヌーに戻った。
「また来るわよ!」
「え!」
海を見たらめっちゃでかくて白い人の形をしたものがいた!
「ニンゲンか?」
え?今なんて?
「人間なんなわけないだろ?」あきらかに人じゃないわ。
「いや、これは”ニンゲン”っていう名前の未確認生物だ」
そんな名前の未確認生物がいるのか!
だが、ニンゲンは、すぐに姿を消した。
一瞬のできごとだった。
「逃がしていいのか?」あんなバカでかいもんほっといて大丈夫なのか?
「今のとこ、ニンゲンが危害を加えてきたなんて例はないからね」
結局俺らはニンゲンを逃がすことにした。
「さぁ、天喜、2人の時間を過ごしましょう」
あ、そうだったな、さっきシーサーペントを倒したら海を楽しもってことになってた。
「そうだな!」
俺は、オールを精一杯漕いだ。
「んじゃ、俺らは先戻ってるから、楽しんでー」
秀生が言った
「おう!ありがとうー」
俺らは昼間の海を2人で楽しんだ。
〜弐拾陸説〜
2週間後、今日はハロウィンだ!
家によってはカボチャやコウモリを飾ってる。
「おはよう!天喜!」
時雨が来た。
こいつは吸血鬼、ハロウィンにはふさわしいやつだな。
もし、牙を生やして「トリックオアトリート!」なんて言われた時のために念のため言っとこうと。
「おはよう、牙出してもお菓子なんて持ってないぞ!」
校則上、お菓子なんて持ってきちゃいけないしな、俺は、いい子だからそうゆうのはちゃんと守る。
「チッ、わかってたか」
おい!本当にやる気だったのかよ。
いつも通り俺は登校し、いつも通り授業を受け、いつも通り放課後をむかえた。
そしたらまた秀生と雪菜が来た。
はいはい、クリーチャーね
「アメリカに行って、リザードマンを倒しに行きたいんだ」
またはじめて聞く名前だな。
「そいつはどんなの?」
「簡単に言うと2足歩行をするトカゲ、あいつは凶暴なやつだぞ。」
「虫目線になってトカゲを浮かべてみ?そんな感じだから」
雪菜も言った。
「なるほど、怪獣みたいなやつか」
用は怪獣と戦うと思えばいいのか。
「まぁそうだな」
「ってことは、バカでかいのか?」
「身長は2mくらい」
そうでもないんだな
「ってことは、飛べないジャージー・デビル的な?」
「まぁ感覚としては、そんな感じかな」
なるほど、めんどくさいことに変わりはないね
「行くか」
「ふーい」
俺らはアメリカに行った。
はい、ニューヨークね。目的地はこれから行く。
到着。
ここはアメリカのサウスカロライナ州。
ここは今、朝の5:00、寒い。
「とりあえず、ここの沼地にやつはいる」
「そうね、今は沼のすぐそこに未確認生物を感じるもん」
時雨が未確認生物を感じるらしい。
「とりあえず、ここにいることに間違いない、やつは急に飛び出してくる、危険だから、少し距離をとって待機しよう」
確かに、トカゲは急に飛び出してくるしな。
おもしろいことに、リザードマンにもトカゲの習性があるんだね。
俺はドラキュラになった。
俺らは、沼が見えるとこら辺の茂みに隠れた。
「やつってどんなやつなんだ?もっと詳しく教えて欲しい」
すると、秀生が
「外見の特徴は、赤く光る目をして、トカゲらしい手足に鋭い爪を持ち、鱗のテカる肌をしている。」
目が赤く光るってとこ以外は恐竜みたいだな。
「また、やつは短距離がめっちゃ速い、めっちゃ凶暴で狙いを決めると一気に突っ込んできて、喰らいつく。噛みつかれたら、まずは容赦なく振り回され、弱ってきたら食べ始める。」
なんか、恐竜にも感じる。
「恐竜みたいな感じ?」
「うーん、まぁそれでもいいかな?わかりやすい方でいいよ」
待つこと数時間、くたびれた俺らは、周辺をうろちょろしてた。
はぁー携帯かお菓子かジュースが欲しい。
「沼から未確認生物が出てくるわよ!」
雪菜が言うと、みんな沼を見た。かなり警戒してる。
ついに来たか!?
〜弐拾漆説〜
「沼から未確認生物が出てくるわよ!」
雪菜が言うとみんな沼を見た。
だが、出てきたのはトカゲじゃなさそうだ。
人間サイズのカエルみたいなのが出てきた。
世界には、バカでかいカエルがいるみたいだけど、アメリカにはいない。
これは、未確認生物なんだろ?
「まさか!なんでこんなところに?」
秀生も驚いてるみたいだ
「フロッグマンは、オハイオ州にいるはずだろ?ここからはかなり遠いはずだ!」
こいつはフロッグマンというらしい、確にカエルにそっくりだ。
なんか、絵に描いたカエルみたいな感じ?
ウ●トラマンのカ●ゴンにも見える。
見た目は弱そうだ。
「グァグァッグァグァッ」
フロッグマンが鳴いている。
お互い目が合った。
「ガー」
フロッグマンが跳んだ。
さすがカエル、けっこう高く跳んでいる。
俺らはよけた。
跳ぶ力は強くて速いけど着地するのは、そこまで速くないんだな。
雪菜は、飛んだ。
俺と時雨も戦闘態勢に入った。
俺と時雨は、フロッグマンと睨み合った。
動きを止められるわけないけど。
そのスキに雪菜の羽が白く光った。
あ、カエルの肌にあれはもう勝ったな。
シュン、シュン、シュン、シュン、シュン、シュン、
風の刃をフロッグマンにむかって打った。
だが、
ピョン!
フロッグマンが逃げた。
耳いいな!
フロッグマンは、沼には入らなかった。
逃がすなー
俺は飛び、沼への道をふさいだ。
前に時雨、後ろに俺、上に雪菜、完全にふさがれた。
ちなみに、カエルは横の動きが苦手だから、これで十分のはず。
雪菜は、猛禽類の足を出した。
ガシッ
フロッグマンをつかんだ。
ギューッ
よし、終わりだ!
グシャーン
フロッグマンを倒した。
本当に弱かったな
フロッグマンもカエルと同様、腹には水と空気が詰まってるんだな。
ちなみに、今フロッグマンを潰したからここはかなりグロテスクなことになっている。アニメとかだったらモザイクがかってるか、写さないようにしてるだろうな。
「さぁ、残すはリザードマンだ」
〜弐拾捌説〜
「さぁ、残すはリザードマンだ」
フロッグマンを倒した俺らは、再びリザードマンが現れるのを待た。
「次は簡単に行くと思うなよ」
「それぐらいわかっとるわ」
リザードマンはトカゲだ。体も丈夫だろうし、動きもめちゃめちゃ素早いはず。
さっきの話を聞いて今みたいに簡単に行くなんて思ったらダメだろ。
1時間くらい経過した。
「日本は今何時?」
「11:30」
「だよな、めっちゃ眠いもん」
こんな所で寝るのは自殺行為だろうから、寝るわけにはいかない。もし、リザードマンが現れたら真っ先に狙われるだろう。
「沼から未確認生物が出てくるわよ」
まじか!思ってるそばから現れるよ!
〜弐拾玖説〜
眠いなー。でも、ここで寝てら自殺行為だろ。
「沼から未確認生物が出てくるわよ」
まじか!思ってるそばから現れるよ!
「グァーガー」
赤い目、爬虫類のような肌、トカゲらしい手足、間違いなくリザードマンだろう。
「出たな、リザードマン」
やっぱそうだよね!こいつ。
びちゃ、びちゃ、びちゃ、びちゃ
リザードマンが沼からあがり、ゆっくりこっちに向かって歩いてる。
びちゃ、びちゃ、びちゃ、びちゃ。
リザードマンが歩くのをやめた。
「グァー、グァ」
その次の瞬間!!
シュンッサササササー!
めっちゃ速い、
「飛べ!」
俺らは、急いで飛んだ。
こいつ、チュパカブラが神速になったって解釈しても間違いじゃないかもな。
見た目が何となく似てる気がする。
「グァー」
どうする?めっちゃ速いし凶暴だし、簡単には捕まえられないぞ。
「みんな、地面には降りるなよ、倒すまで飛んでろよ」
リザードマンはずっとこっちを見てる、降りてくるのを待ってるんだろう。
「ねぇ、なんか作戦ない?」
時雨が聞くと、
「ちょっと待ってろ、今考えてる」
と秀生が言った。
こいつ、走り方からして得意なのは短距離、長距離は苦手なんだろうな、だから振り回すとそのうち遅くなるだろう。
でも、ここは狭い森の中だからそんなことはできない。
ってか、長距離が苦手なら、そう簡単に振り回されるはずもない。
「ねぇ秀生、こんな時でも九尾にならないのか?」
たぶん、秀生が戦えばけっこう早く片付くと思うんだけどな。
「まだだ、まだ始まったばかだ」
はいはい、そうですか
秀生は、”今は作戦を考えてるんだ、邪魔しないでくれ”みたいな言い方で答えた。
すると、リザードマンが沼に向かって歩き出した。降りてくる気配がないから諦めたんだろう。
「逃がさなわよ!」
雪菜がリザードマンの道をふさぐようにリザードマンの足元にむかって火の玉を投げた。
「なぁ、絶対秀生が戦った方が早く片付くと思うぞ」
「だから、まだ始まったばかりだぞ」
ダメだこりゃ
リザードマンが怒って戻ってきた。
こっちを見てめっちゃ睨んでる
〜参拾説〜
リザードマンが沼に戻ろうとしたため、雪菜がリザードマンの足元にむかって火の玉を投げたら、リザードマンが怒っちゃった。
「グァァァァッ」
リザードマンがこっちに向かってジャンプしてる。
雪菜は、リザードマンが跳ぶたびに火の玉をリザードマンに投げつけた。
すると秀生が
「そうだ!思いついたぞ!」
どうやら作戦を思いついたみたいだ。
「ホント!?何するの?」
時雨が”待ってました!”みたいな感じに聞いた。
「こいつは、トカゲと言いつつ、ワニみたいに基本水中にいる、水中にいるということは、肌が湿っている。だから、急激に乾燥させると、鱗でもわれるはずだ。」
なるほど!確かにそれはいい!
「でも、逃げられたら終わりじゃない?」
「大丈夫、実は私、不死の使い魔を持ってたのよ!」
なに!?時雨にそんな者がいただと!?
「え!まじで?なんで今まで黙ってたのさ?」
早く言ってくれればよかったのに。
「こないだ、天喜がジャージー・デビルとの戦いであの力を出して以来できるようになってたのよ!」
うそだろ?やっぱ、あの力には何かあるっぽい。
時雨がリザードマンにむかって手を広げた。
「さぁ、お行きなさい、我使い魔、コウモリたち」
すると、リザードマンの周りをコウモリが飛び回った。
「さぁ、沼への道をふさぐのよ」
コウモリは、沼への道をふさいだ。
「よし!」
秀生が言った
「それじゃ、雪菜は、リザードマンに向かって火の玉を投げ続けてくれ」
え?それって火事にならないか?
「危なくない?」
「大丈夫さ、ここは沼地だから、火事になっても、すぐになんとかなるさ」
ならいいか
「そして、やつの鱗破れたら2人は胸を思いっきり殴るんだ」
「わかったわ」
雪菜は、リザードマンにむかって火の玉を投げまくった。
容赦ないな、かなり投げてる。
「グィァーー」
これ、人間だったら確実に死ぬな。
しばらく攻撃してると、鱗が乾燥してきた。
「よし、雪菜、今だ!やつの胸に向かって風の刃を」
「は!は!は!」
雪菜が風の刃を飛ばした。
パキッパキッパキッ
鱗が破れた。
「2人とも、今だ!」
「はー!」
バキッ!バキッバキッ...グシャーン
「グァーッ」
バタッ
リザードマンは胸から血を流して死んだ。
よし!
虫目線になってトカゲを見ると本当に怪獣だな!
こいつを通してそう感じた。
んじゃ、帰るか。
俺らが帰ろうとすると、空が突然暗くなった。
天気も悪くなってきた。
「なんだ?」
俺らが上を見ると大きな鳥がいた。
「キューョーン」
まさか、あれは!
〜参拾弐説〜
「巨鳥、あれは、あの時の...」
やはりあいつか
すると、巨鳥が人の姿になり、降りてきた。
女の子?
それは、目が赤く、ツインテールで肌が白く、小学生〜中学生くらいの子だった。
「よー、偽物の私」
何言ってんだこいつ?
「お前は誰だ?」
俺が聞くとこの子はニヤリとし、
「私の名は、ミラ・バード・フェニックス、ミラとでも呼べばいいわ」
今なんて言った?聞き間違いか?
「それは私の名前よ!」
雪菜が言い返した。
「何言ってんの、偽物の私」
雪菜が偽物だと?
「何者だお前は?」
「私は本物のミラ・バード・フェニックス、未確認生物よ」
本物のミラ・バード・フェニックス?
「みんな、理解できてないようね、いいわ、、教えてあげる、そこにいるミラ・バード・フェニックスと名乗るものは、私の偽物、私を元に作られた未確認生物なのよ、私の方が未確認生物として作られたのは先なのよ」
本当なのか?いまいち状況が理解できん。
「フェニックスは、最近の人間が勝手にイメージを作り替えて、天使みたいなものとか思われてるみたいだけど、本当は火を操る悪魔よ」
まぁフェニックスは悪魔っていう話もあるし、そこはなんとなくわかる。
「昔、フェニックスを封印しようとした者がいて、弱いくてにそんなことできなかった。だから、とりあえずいけにえの少女に私を憑かせ、少女ごと封印した。だが、その少女の優しい心と、近年の作り話から、あんた、天使のようなフェニックスが生まれ、私と争った結果、あんたが負け少女の体から出てった。そしたらあんたも同じようにして少女に憑かせ封印されたのよ」
そんな、まさかそんな、衝撃的だ。
雪菜は、悪魔のコピーみたいなやつだったなんて。
「そんな、私が...あなたの偽物だなんて...」
俺たち4人は衝撃的だった。
「あらあら、そんなにショックだったの、大丈夫よ、すぐに倒してあげるから」
すると、ミラはフェニックスに戻り、笑い声をあげながら火の玉を作った。
「アーハッハッハッハッハハハー」
グゥウーン
「よ、避けろ!」
ボォーッ
俺らは、無事避けられた。
「あら、逃げられたの、うーん以外、ハッハッハッハー、まぁ私ならあんた達を簡単に倒せるけどね〜」
こいつ、悪女だな、見た目はロリ系なのに性格はかなりいじわるなお姉ちゃんみたいだ。見た目のわりにお姉さんっぽい声と口調してるし。
「これで終わりよぉ〜」
羽から、火の刃を出した。
シュンシュンシュンシュンシュンシュンシュンシュンシュンシュンシュンシュンシュンシュンシュン
速い、そして、ものすごい量!
空気抵抗が全くないからか、軽々と羽を振り回してる。
「うゎー」
夢希の転生<水獣>を読んでいただき、ありがとうございます。
雪菜がまさか、未確認生物の未確認生物だったなんて、そんなことあるんですね!
いよいよ、展開もクライマックスに近づいてきます。
目標の10作品目まであと少し!
残りの作品も楽しみにしててください!
次回作もお楽しみに!




