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出立準備と森林世界 (挿絵あり)

 森林世界エールバニア。


 神の髪の毛から創生されたと伝えられる世界。

 まだまだ長耳族の集落周辺しか調査が進んでいないが、地理の多くは深い森に覆われ、人々は自然と共生しながら生活を送っている。

 動植物のほかに妖精と呼ばれる神秘の生物が確認されており、この妖精と【長耳族】と呼ばれる耳の長い人型の種族は密接な共生関係にあると推測される。

 長耳族はいくつかの部族が集まって社会を形成しており、《王樹》と呼ばれる巨大な樹木の根元に集落を作り生活する。集落にはどの部族も偏りなく数がおり、それぞれの部族で衣・食・住と守衛が分業されている。また横のつながりが厚く、部族間や集落間の協力に対しては積極的である。

 アガレアの我々のことは【丸耳族】と呼称し、非常に友好的な態度を示している。

 国交の利点としては、豊富な森林資源と色濃い神秘により生み出される効能の高い薬草類や果実などの食物の交易である。長耳族はアガレアの織物産業や狩猟道具に強い興味を示しており、良好な交易関係が結べると推測している。


「とまぁ、ここらへんが実地調査と顔見世程度の交渉によって得られた情報だな。それで、こっちが外交官の基本的な情報と、俺様の眼で見抜いたかわいこちゃんの裏情報だ」


 担当外交官 エリー

 長耳族の守衛の一族の戦士。異世界からの調査団の対応を一任されている。

 エールバニアの長耳族の天敵である【鳥】の討伐を行う守衛と戦士の一族の出身。

 厳格な戦士の顔と、可愛らしいものを好む女性的な顔という二面性がある。

 戦士の一族だが衣服にも強い関心があり、余暇には自分で服や布を編むことを趣味としている。

 部族の中では腕が立つため戦士として扱われているが、自分を女性として見て扱ってくれる男性の登場を待ち望んでいる。


「うむうむ。いいなぁ。気が強そうだけど実は女の子っぽいか。ほっこりするよなぁ」

「……ここまで見抜けるってすげぇな」

「へっへっへ。見抜けるっつうか、感じるっていうかな。ま、基本は相手の観察だ」


 このリストは他のやつには内緒だぜ? と悪そうな顔をするボルザ。

 アーロとしても悪巧みの片棒を担がされているような身なので、言うつもりはなかった。

 ただ、聞かれたならば嘘偽りなく答えなければならない。故に、少しでも存在を匂わせるようなことは避けなければいけない。内緒と嘘は別物なのだ。


「それで? この世界でいいのか? 長耳っ子ちゃんにえらくご執心みたいだが」

「あぁ、だってエルフだぜエルフ! ぜひ会って話してみたい」

「はいはい。お前さんそういうの好きだったのね」


 英雄譚の読みすぎだぜ、と呆れるボルザであったが、エルフに似た種族に会えると聞いて、その機会を逃さない冒険者がいるだろうか?

 いや、いない。


「よし、そうと決まれば準備が必要だな。ちょうど昼飯時だし、ついでに頼むか」

「出前でも取るのか? こんな地下まで持ってきてもらえるとは思えないが」

「その点については心配ご無用。仕事にも関わるから教えてやるよ」


 ボルザは雑多な道具が積め込まれた袋をいくつか漁り、やがて手のひらほどの鈴のようなものを持ち出し、大きく三度揺らした。

 ちりんちりんと音が響いた後、鈴が光り出し、やがてその光が空中に広がって複雑な紋様を形成する。

 小屋の中に急に出現したその紋様から、しばらくして一匹の虎猫が顔をのぞかせた。


「猫?」


 虎猫は紋様から抜け出し、空中でくるりと回転しながら器用に着地し、直立。

 ボルザと驚くアーロに対して、ぺこりとお辞儀をして見せた。


「あいニャ。毎度、野良猫商会をお引き立ていただきありがとうございますニャ」


 直立したその虎猫の体長はアーロの腰に届くほどであろうか。通常の猫よりかなり大きめだ。そしてなにより言葉を話すということが衝撃的である。


「ニヤ。誰かと思えばボルザさんじゃないかニャ。いつもご贔屓にどうもニャ」

「おいーっす。トラさん久しぶり」


 虎猫とボルザは親し気に挨拶を交わす。

 トラさんと呼ばれた虎猫はアーロにも向き直り、そのくりくりとした猫目を瞬かせた。


「そちらのお兄さんは初めましてさんかニャ? わたくし、野良猫商会のトラと申す者ですニャ」


 トラは再度アーロにぺこりとお辞儀をして、腰に下げたポーチから名刺を取り出してアーロへと手渡す。その手は猫の手と同じ構造であり、指の間に器用に名刺を挟んでいた。


「あ、これはご丁寧にどうも」


 受け取った名刺には、【野良猫商会 総合流通支援部 出張買取販売員 トラ】と書かれ、猫のマークと肉球を模したスタンプが押されていた。


「こいつはアーロって言ってな、新人だ。これからトラさんの世話になると思うぞ」

「ニャ。ということはお得意様になるということニャね。よろしくお願いしますニャ」

「アーロだ。改めてよろしく頼む。トラさんは猫妖(ケットシー)なのか?」


 猫妖(ケットシー)とは、高い知能を持ち人との会話も可能な猫のような種族である。一説では長き時を生きて寿命を悟った猫はふらりと姿を消し、誰の目にも触れないところで猫妖に変ずるのだと言われている。その性格は温厚で、人里離れた場所に猫妖の街を形成し、自由気ままに過ごしているという。

 種族的に三級神である商売神を奉ずると言われており、時折人の前にふらりと現れて商売を持ち掛けることがある。その際の商材は秘境で産出される希少な品々であることが多く、取引を行った人には富が約束される。

 また神秘的な力を持つ種族でもあり、英雄譚では苦難を乗り越える際の助言や支援を行う役割として設定されていることが多い。

 アーロも英雄譚から猫妖に興味を持ち調べたことがある。知識としては知っていたが実際に見たことはなかった。


「そうですニャ。猫妖は種族を挙げてこの異世界調査事業に協力させてもらってますニャ」

「猫妖には転移門の調査を行う際に専門家として協力を要請してな。どうやら興味を持ったらしく、事業の中で流通部門を担当してもらってるんだよ」


 どこへでも入り込み、ふらりと消える。そんな不思議な特性を持つと言われている猫妖だが、その秘密は限定的ながら転移の力を扱うことができることにあった。

 猫妖は転移術の使い手として、国から転移門の調査を行う際に協力が要請された。調査後も転移門や異世界に関して何かと興味を持ち、猫妖も事業に噛ませろという交渉の結果、転移の力を利用した流通と、交易による商売を担うことになったのだ。

 そうして新設された、猫妖により運営される商会が【野良猫商会】である。

 特殊な鈴を利用して呼び出せば転移の力でどこへでも出張して商売を行えることから、今はもっぱら資材調達に力が発揮されている。


「本物の猫妖か……。拝んでおこう」

「ニャハハ。あっちはまだまだ商売で稼いだ徳が少ないからニャ。商売繁盛のご利益は無いニャよ」


 そう言いつつも敬われることは満更でもないのか、虎柄の尻尾をぴこぴこと振るトラ。


「うニャ。自己紹介はこれくらいにして、今回は何が必要ニャ?」

「おうそうだ。ついに異世界の調査団が稼働するからよ、旅支度にいろいろと用意してもらいてぇ」


 ボルザは足元の雑多な道具の中から、使い古したそろばんを取り出してぱちぱちと弾きだした。


「一人用の天幕と野営基本セットが一つ、念のためな。あと保存が効く干し肉か干し魚を十日分、と」


 それを聞きながらトラも腰のポーチから小さなそろばんを取り出し、こちらもぱちぱちと爪を使って器用に弾きだした。


「野営基本セットニャね。天幕は中古だけど状態が良いものがあるニャ。その代わり水筒の魔術具が余ってるからおまけで付けてあげるニャ。うんニャー、今の時期は漁獲量が下がってるから干し魚じゃなくて干し肉にしておくニャね。ボルザさん、はやく海洋資源が豊富な世界と交易させてほしいニャー。そしたら美味しいお魚がいつでも食べられるニャ」

「だとさ? 聞いたかアーロ。次はトラさんのために海洋世界に行けよ。あ、あと弁当を二人分。ついでにセイロン産の着香紅茶の缶を二……三つ」

「アーロさん、ぜひともよろしくだニャ。お弁当と紅茶は経費で落とすニャ?」

「いや、そっちは個人的なものだから伝票は別で付けておいてくれ」

「あいニャ。護身用の武器はいらないかニャ? 今ならお値段を勉強するニャ」


 ボルザはどうする? とアーロを見やるが、当の本人は首を振った後に己の腕を示した。


「武具は闘装があるからな。相手を下手に刺激するかもしれないから、今回は必要ない」

「残念だニャ。野良猫商会は闘装も取り揃えてるニャ。ほとんどが人造闘装だけど、よかったら品揃えを見ておくニャ」


 手にしたそろばんを揺らさないように、トラは長い尻尾でポーチからカタログのような冊子を取り出してアーロに渡す。冊子はそれなりの重さでどういう原理で掴んでいるのかと気にはなったが、商談の邪魔かと思い自重した。

 猫妖(ケットシー)は神秘の種族なのだ。


「あとは長耳族へのお土産に織物を四巻、豪華すぎないやつを見繕ってくれ。エリーちゃんへのお土産も織物でいいか。アーロ、どうする?」

「外交官に贈り物とかしていいのか? 賄賂みたいになるような気がするが」

「ばっきゃろう。国交結ぶためならなんだって使えばいいだろ。相手の好きなもの贈って、印象付けとけ。トラさん、若い女性が身に付けられそうな織物を一つ、箱付きで」

「あいニャ。日用品で可愛いやつを選んでおくニャ。アーロさんも隅に置けないニャねー。うニャ。締めてこれくらいでどうかニャ?」

「ちょいと高いなぁ。もう少しまけてくれ」

「うニャ。ボルザさんはお得意さんだからニャ……。しょうがないニャー」


 やがてぱちぱちと一人と一匹はそろばんを弾き、値段に折り合いがついたのか満足げに握手を交わした。


「ニャ。毎度ありがとうございますニャ。お弁当と紅茶缶はもう出しておくニャね。食べ終わるころには他の品も用意できてるはずニャ」


 トラが自身のポーチから取り出した、先ほどの鈴と同じようなものをちりんと鳴らすと、またもや空中に紋様が広がり、そこから机の上にポンポンと弁当箱と紅茶缶が吐き出された。

 それじゃあ二人とも、まったニャー。と肉球を見せながら手を振って紋様に入り込んでいったトラを見送り、ボルザとアーロは椅子にどっかりと背を預けた。


「すげぇな。なんか」

「ま、慣れだな。まずは腹ごしらえといくか。準備はそのうち整うさ」

「あぁ。ボルザ、いろいろと用意をしてもらって、ありがとうな」

「なぁに、いいってことよ。世話を焼くのは俺様の趣味みたいなもんだからな」


 ボルザは弁当箱を開け、いつものように兄貴分然とした笑みを浮かべた。


「それに、弁当と紅茶缶はお前さんの給料から引いておくからな。何の問題もない」

「前言撤回だ。歯ぁ食いしばれや上司殿」


 紅茶缶は手間賃だ。とけろりと言ってのけるボルザの顔面に、アーロは先ほど手渡された分厚いカタログをめり込ませた。



  ◆◆◆◆◆



 転移門のある部屋に建てられた小屋で昼飯を済ませた後、アーロとボルザの二人は異世界行きの支度を始めていた。

 アーロは持ち込んで来ていた冒険者時代の愛用品を身に着けて旅装束となる。履き慣れたブーツ。随所に革をあて頑丈さを上げたズボンとシャツ。その上から革製の鎧、腕には人造闘装[鉛の腕甲]を装着する。そして体をすっぽりと覆うくたびれた外套をかぶった。


挿絵(By みてみん)


 どれも長年使用しているため古ぼけている感は否めないが、アーロの長身と引き締まった体躯と合わせると、いかにも熟練の冒険者といった風格である。

 ボルザは野良猫商会のトラから転移門で送られてきた商品の中身を検め、不備がないことを確認して大きな背負い鞄に詰めていく。

「中古だけどシミのない天幕、携帯鍋と野営セット。これが長耳族への土産の織物。汚すなよー。非常食として干し肉十日分。そうそう腐らんが湿気には注意しろよ。んでこれがエリーちゃんへのお土産。中身はスカーフか? いい柄だな」


 ボルザは書類の山の中から一枚の地図のような紙を取り出し、それも鞄に詰めた。


「向こうについたら、まずは長耳族の集落を目指せ。門の出口からは少し歩くが地図もあるし、おそらくは案内の者がいるはずだ」


 そうして荷物が詰め込まれた鞄をアーロへと預け、ボルザは小屋の外に出て転移門の起動準備へと移る。


「どっこいせ、っと。なんか手伝うか?」


 そこそこの重量となった鞄を背負い転移門の傍まで運んできたアーロは、門の側面で何やら操作を行っているボルザへと声を掛けるが、ボルザはいやと首を振った。


「門の起動はそう難しくもねぇ。異世界の位置を指定すればあとは待つだけさ」

「意外だな。専門的な操作はいらないのか」

「ああ。本来は自由に行き来するように設計されてるのかもな。守門を常駐させたいが、人手が足りてねぇ。位置がずれるとどんな異世界に繋がるか分からんから、危ねぇんだよなぁ」

「しっかり繋げてくれよ。帰るときはどうするんだ?」

「向こうでも門を操作すればいい。門の横にこんな設備があるから、そこでアガレアの世界位置、U1F728と入力すれば完了だ。簡単だろ?」


先々まで位置情報を覚えている自信がなかったアーロが思わずメモを残そうとするが、ボルザはそれを止めた。


「お前さんが覚えていなくても、向こうの世界の転移門の管理者に聞けば分かるさ。世話になる部族の偉いさん方は把握してるはずだ」


 それはありがたい、とアーロは即効で記憶から世界位置を消した。

 転移門はなにも一方通行ではないので、最悪取り残されたとしてもアガレアからも何かしら人が来るだろう。と楽観的に考えたためだ。


「それとな、向こうの世界には調査団に先んじて技術屋が一人向かっている。そいつは国交がどうのというより、知的好奇心から異世界へ行って現地調査を行っている奴だ。変わり者だが、知識は確かだ。協力して事に当たってくれ」

「分かった。異世界でたった一人の同郷だ。仲良くやるさ」


 談笑しているうちに転移門の操作が終わったのか、転移門から離れてアーロに並び立つボルザ。

 いよいよかとアーロは背負い鞄を担ぎ直す。


「さぁてと。いざ、森林世界エールバニアへ、ってな」


 始めは何も起こらないように見えたが、やがて転移門は軋みをあげながら徐々に内側へ開いていく。巨大な門がひとりでに開いていく、という不可思議な光景に見入るアーロ。

 開きかけの門を隙間から除いても、先がどこかに繋がっているような感じはしない。向こう側には何もなくそのまま通り抜けることもできそうだ。今のところは大部屋の中央にぽつんと門があるだけである。しかし門が完全に開ききった後は門全体が薄く発光し、門の中に光の膜のようなものが形成されていく。やがて不安定に揺らいでいた光の膜がしっかりと形成されると、チーンという間の抜けた音が大部屋に響いた。


「……これで完了か?」

「おう。準備完了の音だ。この門をくぐれば、そこは異世界さ」


 ボルザは門の前に仁王立ち、新兵に対する訓示のように声を発した。


「では、お前さんの仕事の再確認をするぞ。

 第一目標は、異世界の調査だ。

 とりあえずは五日から十日程度、現地での交流を通じて文化や風習は無理なく受け入れられるかどうか。食性や水質は合うか。仮に国交を結ぶとして致命的な問題点がないかの調査を行ってくれ。その後の国交についての詳しい話をまとめるのは偉いさん方の仕事だ。とにかく、交流を行うこと。無作法をしないこと。そして、飾らずありのままを見せることだ。無理して相手に合わせても、後の軋轢の原因になるだけだ。合わないなら無理しなくていい。

 また、世界の危険度も調査してほしい。これは有害な動植物がないか、特異な自然現象や災害の有無などが含まれる。あまりにも危険な場合は調査を中断しての途中帰還も許可する。これはお前さんの判断で行っていい。


 第二目標は、お前さんの嫁探しだ。

 現地でお前さんの慌てふためく様が見えないのが残念だが、まぁいい。

 相手の外交官は嫁探しなどの都合は何も知らん。だが異なる世界が繋がるという一大行事の主役に抜擢された男女。なかなか運命的な出会いだろ? お前さんの登場は間違いなく変化を生む。それが世界の変化か、心の変化なのかは、お前さんの腕次第だな。

 期待してるぜ。どっちもな」


「あぁ。任された。いい結果を持ってきてやるよ」

「へっ。さっさと嫁でも捕まえて連れてきやがれ」


ボルザが差し出した拳に、アーロはゴツリと拳を合わせた。

二人はそうして、笑い合う。


「無事に帰れよ」

「おうとも」


行ってこい! というボルザの声を背に受けて、アーロは転移門をくぐり抜けた。


登場人物紹介


トラ 年齢不詳

 猫妖(ケットシー)

 野良猫商会の営業。

 虎柄。はち割れ。


雑感

 先に言っておきますが、このお話、男とおっさんと爺が多いです。なにとぞお付き合いください。

 2万文字くらい書いてヒロインすら登場せず。

 美少女の登場は次話以降をお楽しみに。

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200ブックマークや1万アクセスを越えました! ありがとうございます。

これからも更新頑張ります。

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