部長さんのストーカー行為
最近、登校中に部長さんの視線を感じる。
「ん~? 何だろうアレ」
「・・・・・ジー」
「あらら」
「どうかしたの?」
「ちょっとストーカーされてるだけだよ田中さん」
最近、トイレに行こうとすると部長さんの視線を感じる。
「トイレにまでついて行く気かな? まぁ、流石にないか」
「・・・・・ジー」
「あらら」
(そ、それはそれでアリよねっ。グフフフフフ)
「うわっ、何故か鳥肌が」
最近、昼休みでも部長さんの視線を感じる。
「田中さんの弁当って良いな~」
「ありがとう! そうだ、おかず交換する?」
「良いの!?」
「何よ、あーんなデレデレしちゃって。ムムムム」
「じゃあ僕は豚カツね~」
放課後、部長さんがやって来た。
「何ですか?」
「いいから来なさい!」
「あーれー」
「お待たせ。って、あれどこ行ったの?」
「彼、上級生に連れてかれたよ?」
連れて来られたのは屋上。
「告白でもするんですか?」
「し、しないわよそんなこと!」
「あらら」
「あなたがだらしないかから、説教するの!」
「えー」
お母さんみたいな人だ。理不尽だけど。
「お母さんみたいですね」
「お、お母さん!?」
「はい」
「わ、私はまだ結婚してないし子供もいないし、でも将来はそうなりたいって思ってるけど、だからって」
「あらら」
まー、でも田中さん待たせちゃうから。
「すみません、大事な人を待たせているので」
「あの子って、そんなに大事なの」
「はい」
「即答か」
「それでは」
「ムムムム、でも絶対諦めないから!必ず私のもの・・・・い、いえ吹奏楽部のものに!」
田仲さんと合流。
「田中さんごめん、人に呼び出されてね」
「大丈夫だよ、みんなと話してたから」
「そうだったんだ。よし、じゃあ帰ろうか」
「うん!」
「帰りにどこか寄る?」
「うーん、コンビニとか?」
最後まで読んでいただきありがとうございます!
ストーカーは悪いことなので真似はしないように。
ではでは、今回はここまで。また次回でお会いできるよう頑張ります!




