妹あらわる
僕には妹がいるんだけど、佐藤との取引で得た盗撮写真がバレた。
「べ、弁明をさせて!」
「はぁ?変態の癖に偉そうね」
「あらら」
「でも、この人可愛いね。紹介してよ私のものにするから」
「流石は僕の妹だぜ」
それで、田中さんと妹を会わせてみた。
「こ、こここここんにちは」
「こんにちは!うわぁ、妹ちゃん可愛いね!」
(あらら、緊張しちゃってるよ)
「そ、そんなこと!それよりも裸になりませんか!?」
「裸?風邪引くよ?」
「緊張しすぎて混乱してるよ」
妹はクールなキャラだけど、今回は分が悪い。
「どうしたハンバーガー食べないのか?」
「き、緊張と興奮でお腹痛い」
「あらら」
「あれ、妹ちゃん食べないの?もしかして具合悪い?」
「そ、そうなんです!でもあなたならいつでもウェルカムです!」
「あはは、妹ちゃんは面白いね!私もいつでもウェルカムだよ?」
「え、僕とかはどうですか田中さん?」
一通り話して、田中さんは帰っていく。
「どうだった妹よ」
「うぅー、最悪。私変なことしか言ってない。変な子って思われたらどうしようお兄ちゃん」
「あらら」
「でも、凄く天使な人なんだね。特にあのおっぱいとか」
「流石は僕の妹だぜ」
翌日、田中さんと妹のことについて話した。
「ごめんね、妹は人見知りなんだ」
「そうなの?とても話しやすくて可愛い子だったと思うけど」
「本人に言ったら心停止するね」
「また会いたいな~、もしかしたら弟と仲良くなりそう」
「そうだね~」
その頃弟と妹は。
「田中、あんたのお姉さん最高だよな」
「お前のお兄さん良いよな」
「どう?取引しない?」
「なんの?」
「お互い、写メでそれぞれの兄と姉の写真を撮って交換するの」
「いいね、任せろ」
「じゃあ、私は風呂上がりのお姉さんを」
「なら、こっちは寝顔でお願いします」
実は同級生でした。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
新キャラは少しだけ存在を匂わせていた、僕の妹です!これから登場していきます!
さて、今回はここまで。それでは次も投稿できるように頑張ります!




