特盛で筋トレの日
こんにちは。はじめましての方ははじめまして。
今回、ちょっと田中さんに新たな一面をと思いまして。『僕』がちょっとばかしテンション高いです。反省はしています。
最期まで読んでいただければ最高に幸せです。
田中さんはこう見えて特盛だ。
(なんセンチあるんだろう)
「うぅ~! あそこの本が届かない~!」
(むむむ!)
「もうもう! 脚立持ってくるから待っててね!」
(あ、写メ撮るの忘れた)
田中さんが筋トレを始めた。
「いきなりどうしたの?」
「胸が重くなってきたから、鍛えようと思って」
「あらら」
「身長は伸びないのになぁ。なんでだろう」
「むしろ良いことだっ」
田中さんが腕立て伏せをしている。
「何回やるの?」
「百回ぐらいする! 頑張る!」
「あらら」
「でもこの姿勢は胸が邪魔になるのよ」
「はいそのまま動かない!」
田中さんが僕も筋トレに誘ってきた。
「僕はいい。やらない」
「遠慮しないの! まずはスクワットから!」
「あらら」
「ほら、こうやってやるの」
「ゆ、揺れた!」
田中さんが僕を睨んできた。
「ど、どうしたの田中さん?」
「むぅ。別にぃ」
「あらら」
(どうして私より腰細くて色白なの? ズルいよ~!)
(もしかして胸ばかり見ていることに気づかれたかな?)
田中さんが筋トレを終えた。
「疲れたね。けっこう汗かいたよ」
「まだまだ鍛え方が足りないわ」
「あらら」
「でも、目は最期まで死んでなかったから誉めてあげる!」
「あ、ああうん」
最期まで読んでいただきありがとうございました。
たまにはこういうのもいいかなと思ったので書いてみました。大きいはいいことてす。
また次お会いしましょう。それでは。