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ある日、幼馴染みと

 僕には幼馴染みがいる。

「やあ佐藤。今日も図書委員大変だね」

「ん」

「へえー」

「ん」

「最近はミステリーが好きなんだ。今度オススメ教えて?」



 幼馴染みの佐藤はちょっとコミュニケーションに難がある。

「まあ、ちょっと喋らないだけだけどねー」

「ん」

「あらら」

「ん」

「へえ、そりゃあ楽しそうだ」

(な、何を話してるのかわからない!)図書室一同。



 田中さんに佐藤のことを教えた。

「なんか田中さんと似てるねー」

「そ、そうなんだー」

「うんうん」

「へ、へー! そんなに言うなら確かめに行こう!」

「え、行くの?」



 田中さんと佐藤が出会った。

「こんにちは佐藤さん!」

「ん」

「え?」

「ん」

「え、え?」

(さっそくテンパってるなー)僕。



 面倒だから通訳をすることにした。

『こんにちは田中さん。この馬鹿から色々話は聞いてるわ』

「え、もう会話始まってるの!?というかそういう形式なんだ!」

『うふふ』

「じゃ、じゃあね。えっと、佐藤さんはどうして」

『あ、ごめんなさい。今いいところだから少し待って』



 田中さんは少し涙目になった。

「言ったろ? 佐藤は少しコミュニケーションに難があるって」

「うぅ、別の意味とは知らなかった」

「あらら」

「でも、なんか自分をしっかり持ってるみたいでカッコいいね!」

(やっぱり田中さんと佐藤は仲良くなりそうだ)

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

今回から主人公の幼馴染み、佐藤さんを出させていただきました。まあ、こういう変わったスタイルのお話なんで、どうせなら幼馴染みも変わった子にしようと思ってこんな感じにしました。

まだまだキャラクターの掘り下げは未完なんで、これから書いていくうちに進めていけたらと思います。

おっと、気づけば大分お話も進んできました。あともう少しで二十話。これは頑張っていきたいですね~!

というわけで、いつもより多目なあとがきでした!また会いましょう!

それでは。

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