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2-11.クリストファールート「令嬢達と恋話」

セルシア王国を旅立つ前日は、令嬢達と独身最後の時を楽しんだ。


友人達は皆、会えなくなるのは寂しいけどと、私の旅立ち、幸せを喜んでお祝いをしてくれた。


令嬢だけなのもあり、皆の恋話を聞いたり、私とクリス様の話をしたり、話はとても盛り上がった。


クリス様、リチャード王太子、イーサン殿下の3人の王子様は、令嬢達の中でアイドルのような存在で、3人の話が圧倒的に多かった。

恥ずかしいが、私もアイドルのような存在で、私が誰とペアがいいかでも、令嬢達は盛り上がっていた。


リチャード王太子、イーサン殿下と結ばれなくて残念ですと言う声が多くて驚いたが、クリス様推しの令嬢は「クリス様と結ばれて嬉しいですわ!」と喜んでいた。

無礼講という感じで、普段だったら話さないようなこともストレートに話ができて、それも嬉しくて楽しかった。

令嬢達も「女神様であるセルヴィア様と、こんな風にお話ができるだなんて、夢のようです!」

と言ってくるから、私は照れてしまった。

私が否定しても、なぜか皆から「いいえ、セルヴィア様は女神様ですわ!」と言われてしまうのだ。


彼女達に今までのように会えなくなってしまうのは寂しいと私が伝えると、彼女達も寂しがってくれた。

私はなんて素敵な友人達に恵まれたのだろう。

これからも手紙も書くし、たまにだとしても会えたら嬉しい。


令嬢達と楽しい時は一瞬で過ぎ去って、いよいよ明日は私の旅立ちの日だ。

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