【1】◆ 第五核争奪戦 ― 世界三勢力も参戦
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【1】◆ 第五核争奪戦 ― 世界三勢力も参戦
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世界樹地下に芽生えた“第五核”――光でも闇でもない、第三系統の力。
その存在が露呈した瞬間、世界三勢力が同時に動いた。
王家は「国家の象徴として掌握すべし」と主張し、
魔塔は「未知エネルギーとして研究・制御すべき」と声明し、
神殿は「神託により第五核は“新たな神子”の核である」と告げる。
三者が同時に介入すれば、争いは必然だった。
リオンは中立の立場で交渉の場に出るが、
第五核そのものが“意志”を持ち、各勢力の争いに反応して活性化。
地下世界樹の根が暴走し、三勢力の精鋭部隊が一斉に衝突する。
王家の騎士が光の障壁を張り、
魔塔の賢者が空間歪曲で核を固定し、
神殿の巫女が神気の鎖で核を鎮めようとする。
その瞬間、リオンの胸の奥で“影の声”が響いた。
「――世界は核を欲しがるが、核は世界を必要としない」
第五核が、リオンの存在へゆっくりと“同期”し始める。
三勢力の争いは、リオンを中心に集束し、新たな戦乱の幕を開くこととなった。
※この話は後の「新文明大崩壊」へ直結する重要伏線。
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【2】◆ ネフィリウスの正体編(影将の“兄”)
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影将がかつて呟いた“兄”という言葉。
その正体は、外敵の中でも最古参の<影核族>の第一体――ネフィリウス。
リオンが精神世界で遭遇したのは、人型の漆黒の青年。
影将と似ていながら、はるかに洗練された気配を放つ。
「お前は弟の“未完成品”を統合した存在。
ならば、次に統合すべきは“始まりの核”――この私だ」
ネフィリウスは自らを“影界創造の第一核”と名乗り、
外敵母胎よりも前に存在した“原初の影”であることを明かした。
影将は彼の分身体。
だが、反乱したため処分されかけ逃亡し、
その過程で“前世のリオン”と接触していた。
ネフィリウスは静かに言う。
「弟を守ったのか、利用したのかは……お前自身が決めるがいい」
リオンの内で、光と影、そして“原初の影”が対立を始めた。
これは後に訪れる“新生影王”との戦争の前章にあたる。
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【3】◆ リオン覚醒第二段階(星核人格との融合)
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第五核の暴走を食い止めるため、
リオンは世界樹深奥で“星核人格”と対峙する。
星核人格――
それはリオンが生まれる前に選ばれた、“光系統の魂のデータ”。
いわば神殿が探し求めてきた“完全なる神子の雛型”。
星の衣をまとった少年が、リオンに問いかける。
「僕は理想の英雄として設計された魂。
でも君は……自分で道を選んできた」
光を極めた人格と、光と影を併せ持つリオン。
二人の魂は激突し、互いの理想と矛盾をぶつけ合う。
最終的にリオンは言った。
「お前を否定しない。だけど、お前も俺を塗りつぶすな」
そして――融合。
リオンの背に“星光の翼”が生まれ、目は光と影の二色に分かれる。
覚醒第二段階。
リオンは“光と影と星”の三核を宿した世界唯一の存在となった。
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【4】◆ シルカ・セラフィナの恋愛決着回
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両者ともリオンに想いを抱え、
ついに避けられない感情のぶつかり合いが訪れる。
シルカはリオンの幼馴染として、
セラフィナは王家として、巫女として、
互いに譲れない“立場”と“愛情”があった。
涙を堪えたシルカが言う。
「……私は、隣で笑ってくれるリオンが好きなの」
セラフィナはうつむきながらも、強く告げる。
「私は、あなたの未来を共に守れる人でありたい」
その後、リオン本人に想いを伝える場が設けられる。
最終的な答えは――
リオン「……俺は、シルカと生きたい」
シルカはその場で泣き崩れ、
セラフィナは静かに笑って背を向けた。
「――負けました。でも、嫌いにはなりません」
セラフィナは、“友として”リオンの前に立つ道を選ぶ。
恋の決着はついたが、絆は切れなかった。
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【5】◆ 新文明大崩壊編(世界樹暴走 第二幕)
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第五核に干渉した三勢力の影響で、
世界樹は本格的に暴走を開始した。
地脈は裂け、都市は根に呑まれ、
魔塔の魔導機構は制御不能に。
神殿の結界もひび割れを起こし、
王家は首都ごと避難を開始する。
暴走の中心にいるのは――第五核を狙う“ネフィリウス”。
彼は世界樹を“影界への門”に作り変えようとしていた。
リオンは覚醒第二段階の力で暴走を一時停止させるが、
ネフィリウスが投影する“新生影王の影”が顕現し、
世界全土が黒い月に覆われる。
これが後に語られる
“新文明が一度滅びた日”である。
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【6】◆ 長編:新王戦争(リオン vs 新生影王)
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新生影王とは、ネフィリウスが自身の核と外敵残滓を合わせて作り上げた、
“影界の王を再現するための疑似王”。
リオンの内にいた影将の力も奪われ、
影王は影界の全軍を従えて現界に侵攻する。
リオンは星核・光核・影将核を統合し
「三核統合形態」に入って挑む。
戦いは三日三晩続き、
空は裂け、世界樹は泣き、
海は逆流するほどの規模となる。
最終局面でリオンは影王の核心へ到達し、
“影将の最後の言葉”を胸に叫ぶ。
リオン「影は……俺が受け止める!」
三核すべてを解放し、世界そのものに干渉する“魂界干渉”を発動。
影王は浄化され、ネフィリウスもまた霧散した。
戦争はリオンの勝利で終わったが、
世界は半壊し、新文明は根本から作り直しとなった。
――だが、それは新たな物語の始まりに過ぎない。




