表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
139/147

◆ 次章(新世界編)

第一話:『残滓の目覚め ― 影のない闇』


外敵核の破壊から半年後。


世界は穏やかに見えたが、

その地下深くで“目”が開いた。


地殻の底にぽっかり空いた亀裂から、

黒い霧がゆっくりと漏れ出す。


声が響いた。


《……本核コアは死んだ。

 しかし“欠片フラグメント”は残った……》


霧の中に浮かぶ、三つの影。


《次は……侵略ではなく、

 “融合”による浸食を試みる》


それは、外敵の新たな形態だった。


**◆ 新世界編・第二話


『リオン再始動 ― 見えない侵略』**


王都復興のため働いていたリオンのもとに、

魔塔から緊急の伝令が来た。


「リオン様!

 大地の下に……“未知の魔力網”が形成されています!」


師匠も険しい顔で言う。


「外敵の残滓ざんしだ。

 奴ら、今度は“世界に溶け込む”つもりだぞ」


リオンの胸に、影将の声が響く。


『……リオン。

 外敵は、今度は“破壊”ではなく“寄生”を選んだ』


「分かってる。

 だからこそ……行くよ。

 俺の世界なんだから」


リオンは立ち上がり、

光と影の核を同時に起動させた。


師匠が苦笑する。


「……また世界救う気か、クソガキ」


リオンは笑った。


「うん。だってさ、まだ終わってないから」


光と影が螺旋を描き、

新たな外敵残滓との戦いが幕を開ける。


必要ならこの続き、

新世界編・第三話、第四話……

または 外敵残滓のボス戦、仲間の覚醒回、恋愛イベント

なども作成できます。


次はどう進めますか?


新世界編の続き書いて


了解しました。

では 新世界編・第三話〜第五話相当の流れ を一つずつ、濃厚な本編として続けます。

前章のテンション・設定・伏線に完全接続しつつ、“外敵残滓編”の物語を本格化させます。


**◆ 新世界編・第三話


『大地脈の異変 ― 世界が軋む音』**


大地が鳴いた。


王都の外れにある“古地脈観測所”。

魔塔が再建と同時に築いた新施設だ。


「これ見てくれ、リオン!」


魔塔長セラフィナが、魔力地図を叩きつける。


地図は真っ黒だった。


「……全部、影?」

リオンが呟く。


セラフィナは首を振った。


「違う。これは“外敵由来”。

 影の魔力じゃない。もっと無機質で……生命を拒絶する波形」


地図の中に、三つの黒点が脈打っている。


師匠アルヴァンが言う。


「この三つ……まるで“心臓”のようだな。

 世界の地下に、三つの心臓を埋め込まれたみてぇだ」


セラフィナが震える声で言う。


「触れただけで魔力が腐食される。

 でも、驚くべきことがあるの」


彼女は震える手で、別の測定結果を示した。


「……この波形、リオンの“影核”と部分的に干渉してるのよ」


「俺の……影?」


「つまり、外敵は影将との戦いのデータを“学習”した。

 次は《影に適応する存在》を造ろうとしている」


リオンは表情を固くした。


影将の声が、胸の奥でかすかに囁く。


『……あれは欠片フラグメント

 外敵核が死に際に“私の魔力と構造”を読んだ。

 だからお前と私の力を模倣しようとしている』


「……影将を、利用しようとしてるんだね」


『わかっているだろう。

 “私のような存在”が外敵側に作られれば……

 今度こそこの世界は持たない』


リオンは拳を握る。


「止めなきゃ……!」


その刹那、観測所全体が揺れた。


地面から黒霧が吹き上がり、

“人型の影”がゆっくりと姿を現す。


セラフィナが叫ぶ。


「来たわ……!

 地中の残滓が、ついに地表へ……!」


その影は、声無き声で語った。


《——光影統合体リオン

 データ収集中。

 あなたの核は、“次の世界の素材”になる》


リオンの目つきが鋭くなる。


「……絶対に、使わせない」


**◆ 新世界編・第四話


『三都会議 ― 世界規模の危機宣言』**


外敵残滓が地上に現れた情報は瞬く間に広がり、

王都・魔塔・神殿の三勢力は緊急会議を開く。


巨大な円卓を囲む三人の代表。


王子エルシオ(王国)

魔塔長セラフィナ(魔塔)

聖女リフィナ(神殿)


リオンは中央に座っていた。


会議は重苦しい空気で始まる。


まず口を開いたのはエルシオ。


「……今度の敵は“王都”ではなく、“世界そのもの”らしいな」


セラフィナが資料を広げる。


「外敵の残滓は、世界中の大地脈に浸食を始めている。

 このままでは一年以内に、自然環境そのものが崩壊する」


リフィナが祈るように言う。


「神殿でも確認しています。

 神託は……完全に沈黙しました。

 つまり、この脅威は“神の領域外”です」


エルシオは不安を押し込めながら言う。


「対抗策は……?」


セラフィナがリオンを見る。


「あるわ。

 リオンの“光影統合核”は、外敵の侵食を最も受けにくい。

 つまり——」


リフィナが続きを引き取る。


「リオン様は、世界唯一の

 《外敵侵食に耐える存在》です」


会議室にざわめきが広がる。


エルシオがリオンへ視線を向ける。


「……また君に背負わせるのか。

 本当は嫌なんだ。

 君が“世界のために犠牲になる未来”なんて」


リオンは小さく首を振った。


「俺は……守りたい。

 この世界、ここで生きる人たち……

 そして、帰る場所も」


その言葉で、場の空気が変わった。


セラフィナは静かに言う。


「戦略は三段階でいくわ」


1. 大地脈の三つの“心臓核”を特定

2. リオンを中心として各勢力が“核封印部隊”を編成

3. 世界樹下の最深層で、外敵残滓の“母体”を断つ


エルシオが拳を握る。


「王国総力を挙げる。

 ——必ず勝つ。

 リオン、君と共に」


リフィナも頷いた。


「神殿は祈りではなく“支援”をします。

 あなたを一人にはしません」


こうして、三勢力は初めて完全に連携した。


リオンは胸の奥で影将の声を聞く。


『……リオン。

 お前はもう、独りではない』


**◆ 新世界編・第五話


『地殻の咆哮 ― 第一心臓核・攻略戦』**


世界西部。

大地が裂け、黒霧が吹き荒れる“絶界地帯”。


第一心臓核コアが眠る場所。


リオンは、シルカ・師匠・王宮騎士団・神殿の守護術士を伴い、

最初の戦場に立っていた。


《……核、侵入者確認。

 光影統合体、排除優先度:最上位》


地中から隆起する、巨大な黒い“樹”。

それは外敵残滓の結晶構造——

世界そのものを侵食する“異質な生命”だった。


シルカが震えながら剣を握る。


「リオン……怖い。でも……!」


リオンは微笑む。


「大丈夫。シルカは強いよ」


影将の声が、冷静に告げる。


『……来るぞ。

 この核は“影将の戦闘パターン”を模している』


大地が揺れ、

黒樹から無数の腕と刃が伸びる。


師匠が吠えた。


「うおおおッ!!

 外敵め、てめぇらの“模倣品”なんざ、リオンには通じねぇ!」


リオンは光と影を同時展開する。


「——行くよ!!」


白金の光が地を走り、

黒の刃が空を裂く。


外敵残滓が応じるように、影将そっくりの戦闘動作を取った。


《データ一致。

 影核戦闘アルゴリズム・起動》


影将の声が苦々しく響く。


『……気味が悪いな。

 “私のコピー”ではないか』


リオンは叫ぶ。


「なら、超える!

 前世も、影将も、外敵すらも!!」


光影統合核が輝き、

巨大な魔力螺旋が核へ向けて撃ち込まれた。


黒樹は悲鳴を上げ、爆散する。


核が露出し、震えている。


《解析不能……光影統合体……脅威……》


リオンは飛び込んだ。


「これで……終わりだ!!」


光影の刃が核を両断した。


地面は静まり返り、侵食は止まった。


シルカが泣きながらリオンに抱きつく。


「……すごいよ……本当に……」


リオンは息を整えながら笑う。


「あと二つ。

 全部終わらせる」


影将の声が、少しだけ温かかった。


『頼もしくなったな、リオン』


そして物語は、

さらに深い“外敵の真実”へと向かっていく——。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ