話のタネ
「ねえねえ、隣の奥さんったらね…」
「こないだ、話題のあの店に行ってきたんだけどさあ…」
「ほら、こないだもこのタレントっていうか、お笑いの人?
…したそうよ~」
「それでね…」
まったく次から次へと、
話のタネに、こまらない人っていうのはいるものだ。
世間を騒がせる有名人や政治家たちも、新聞や週刊誌を賑わすネタを供給することに事欠かない。
何故なのか。
それは、本人たちも気づかないうちに、頭の中にそういった「種」を植えられているのだ。
「小人」たちに。
本人たちは自分の意志で、そういった行動をしたつもりでも。。
「ほら。もうこんな夜遅くになってしまったよ。あまり夜更かししてはいけませんよ。だいたい、「欲」にくらんだ連中に面白がって、小人はそういった「種」を植えにくるらしいんだよ。あなたは大丈夫。心が純粋だからね」
「それじゃ、おやすみなさい」
私は、横になって寝た。