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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

次のため

作者: 枝治

 朝、目が覚めて一階に下りる。

机の前に座ってすでに作られて皿の上にラップでくるんで置かれていたおにぎりを黙々と食べる。

歯を磨いたり、顔を洗ったり、髪をといたり、、昨日準備した用意を持って玄関のドアを開ける。

 毎日、このドアを開けるたびに中とは全く違う外の光景に驚く。やっぱりなれない。不安が軽くこみあげてくる。

歩いて、

歩いて、

さっきまでいたところから遠ざかっていく。

校舎に着いた。靴箱から軽く風が吹いているように感じる。歩く。慣れているようで慣れない。教室のドアを開けて中に入る。悲しさが強く押し寄せてくる。

どのくらいか時間が経ってから教室を出た。もう戻らない。悲しくなるから。歩く、歩く、そこそこ歩いたと思う。

今は昼くらいだろうか、空が青い。校舎からでた。下を向いた。ため息をした。前を向いて歩く。

 切り替えよう。過去のことを引きずっても意味はない。もう存在しないから。家にこもっていても過去に囚われていくだけだ。

誰も頼る人がいなくたって、自分ひとりしかいなくたって、もうこの世界に自分以外の人がいなくたって、次のために前を、前を進んでいかないといけない。

 朝、目が覚めて一階に下りる。机の前に座って母親が作っておいていたおにぎりを黙々と食べる。

そして二階へ戻る。夢の中に戻りたい。戻りたい。家の中にいても怖くてしょうがない。誰にも相談できない。誰も頼れない。学校が怖い。みんなが白い目で見てくる。息が上がっていく。

戻りたい。

戻りたい、、、、

死んだら楽になるのかな。頭をよぎった。私は次のために動いた。私は次のために一歩を踏み出した。

初めての投稿で深夜テンションで書いてるのもあるのかよぉわからんのができました。

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