地域の基幹であるはずの地域の社会福祉協議会
これでおしまいです。
が、まだまだ求職活動中。
旭川は都会だからか「働いたら変な会社」の方が多い、と感じるので、もし不採用ネタで書いたもの以上なものがあれば続編とします。
ここも10年ほど前かな。
その前に北海道の交通事情を少し書いておかなくては!
全国的に昭和から平成にかけて、かなりの鉄道が廃止された。
北海道は顕著で、長大4路線の廃止なんて、その年の3か月のうちに廃止になった。
その内の「池北線」は「ふるさと銀河線」となったが、無知な知事により廃線になった。
無知な知事の話は別にするが、きっと聞いたらせせら笑う人もいるだろう。いやいや、そんなにおバカでも知事って出来るのね~、って思うかな。
今回、随分前に鉄道が廃止になった地域のひとつ。
地名を伏せておく。
伏せてもバレる可能性大な地域。
それ程に評判は良くない場所。
「社会福祉協議会」というのは地域の福祉に関わる団体なのだけれど、行政によっては民間でなく、行政がかかわっている所もある。
旭川市では「民間」と断りを入れているのは、行政と一緒だと思って市に対する苦情を社会福祉協議会に言ってくる人がいたりするからだろう。
孤独な人は場所に関わらずいるからね。
いけない!今回は求職活動時の話だった。
脱線しまくり。
その地域は冬になると数回、通っている国道が通行止めになる。
道路も、時としてスケートリンク。
かなりのデメリットを抱えている。
だから、そこで働く場合は「引っ越し前提」となる。
雪は「除雪が入らないので、車だ出せません」で、OK。
何せ歩いて5分の所も冬は10分以上かけて車で行く地域なので、車が出せないと動かないのだ。
仕事が少ない地域。
正社員の事務の給料は13万。
家賃4万。
そういう地域。
社会福祉協議会の契約事務員の給料は17万。
地域的には破格。
誰でも応募、するよね?
書類選考後、ペーパーテスト。
ペーパーテスト時でも30人くらいいたかな。
その後、面接。
面接時には半数以下になっていただろう。
私は「冬までに引っ越す」と言ったのだが、「通勤が1時間は遠い」という理由で断られた。
うん。
「何で?」
と思ったあなたは都会人か、本当に車がないと大変な地域の人。
私が応募した社会福祉協議会のある地域は変わっているので。
かなり勘違いしているので。
正社員で働く場合のお断り例として、
若くても結婚していると、採用されない。(子供が出来たら、と言われる)
転勤族の妻は採用されない。、(転勤はいつ、と聞かれる)
…そして自分たちの周りの町村に対して「田舎」呼ばわり。
いい所、ないよ。
その社会福祉協議会。
断られて3か月もしないうちに、またハローワークに求人が出た。
流石に私は応募しなかった。
友人たちは「スズあなたが受からないなら、私なんて受からない」と応募すらしなかった。
求人は2つに増え、給料は下がっていた所までは見ていた。
ハローワークのホームページの求職票で。
その後、就職したので求人票は見なくなった。
去年だったか一昨年だったかに季節労働の友人からハローワークの求人一覧のチラシを貰った。
社会福祉協議会の求人は増え、給料はもっと下がっていた。
そして、内容も高度に。
「成年後見人制度担当」の契約社員。
給料はかなり低かった覚えが。
「ああ、ここ。終わった」と思った瞬間だった。
採用されなくて良かった。
契約更新の度に給料が下がっていって、資格や経験など教わったことのないものを押し付けられていただろうから。
数字には強いんだけどね。
どんくさいし、興味のないものにはとことん関わらないからなぁ。
介護とかやらされていたかも。
「介護は向いていない」と周りの人たちは口を揃えるんだよね。
前に住んでいた近くの老人ホームの事務員。
15年くらい前に私は断られた。
その時は競争率が激しかった。
十数人、応募があったと言ってたし。
施設にしては結構応募があったんだそうだ。
普段、どんだけ応募ないんよ?
が、その後コロコロ事務員は入れ替わって。
「ここ何年かはずっとハローワークに出てる」と知人談。
人を見る目、なさすぎでしょう!
すぐ辞める人を探しているだけかもしれない。
そういう会社も実際あるからなぁ。
困ったもんだ。
お読みいただきありがとうございます。
感情的に走っておりますが、小説のための練習的に捉えて頂けると幸いです。
…まぁ、事実なんですけどね。