最後のお話
「どうしたの…?」
「あの…私の部屋…なんであんなにズタボロになってるの?」
私がそう聞くと、父と母はとても驚いた顔をした。
「覚えて…ないのかい?」
「え?」
どういうことだろう。
「自分で…やったんだよ…」
「え…」
私…が…
なんで?私がいつやったんだ…あんな酷いこと…
「ずーっと前に…美月が怪我をする前の日くらいだったかな…。それより…やったことは覚えてないのに…ズタボロになってるのは覚えてるの?」
「うーん…覚えてるっていうか…」
不思議の世界にいるときに見たんだよね…なんて言えないし…
「まあいいじゃない、一緒に直しましょう!お母さんがもっと可愛いお部屋にしてあげる!」
「えへへ…ありがと」
自分がやったとは思えないな…思いたくない。相当おかしくなっていたのだろう…
でも、今からでもやり直せる…今から…頑張ろう…
「お父さん…お母さん…」
「ん?」
「これからもよろしくお願いします…」
二人は何を言っているんだ?という顔に一瞬なったが、すぐにニッコリ笑った。そして私の頭を優しく撫でてくれる。
「当たり前だろ!」
「もちろんよ!こちらこそよろしくね!」
そう言ってくれた。私はとても安心して自然と笑顔になった。
「美月、お兄ちゃんの分まで…強く生きるんだよ!」
「うん!」
心が溶けていく感覚…。闇が消え、明るくなる。
あれから、不思議の世界の住人に出会うことはもうなかった。でも…時々夢の中に出てくるんだ。夢はとても短くて、すぐに忘れてしまうけどね…。お兄ちゃんの声も、もう聞こえてくることはなかった。でも、ずっと見守っててくれてる。だから寂しくなんてない。
私は少しだけ、強くなったと思ってる。これも不思議の世界があったから…。あっちの世界へ行くまでに、自慢できる思い出をたくさん作っておこうと思う。お母さん、昔とすごく変わって、すっごく明るくて優しくなったよ。一番大昔のお母さんに戻ったみたいに…
私は、一生懸命、強く生きていく……何があっても、強く強く生きていくんだ…
最後のお話です…
読んでくれてありがとうございます。話はグダグダだし、文章も変でとても読みにくかったと思います。シャキッとしないお話でしたが、私は楽しく最後まで書けたので満足しています。
変なところは、後から気が向いたときにちょくちょく直していくつもりです。すみません…
読んでくれた皆さん、本当にありがとうございました!




