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【書籍化】外れスキル《ショートカットコマンド》で異世界最強〜実家を追放されたけど、俺だけスキルの真価を理解しているので新天地で成り上がる〜  作者: 夜分長文
第一部七章

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98.接敵

「久々だなぁ。そうは思わねえかい?」


 声がした方を見る。


 瓦礫の上。


 そこには、くつくつと笑うアグの姿があった。


 彼の手には、キラキラと輝く宝石のようなものが浮かんでいる。


「ああ? これか? これはさっき言った精霊火薬だよ。綺麗だろ?」


 アグは自慢げに鼻で笑う。


 が、俺は彼の答えに反応することはない。


「アンナ、エイラ」


「分かっているわ」


「ええ。言いたいことは理解してます」


 俺は《絶対零度》を発動する。


 同時に、エイラが《ファイガ》を。アンナが剣を引き抜いた。


 《絶対零度》はすさまじい速度で地面を凍てつかせ、アグに直進していく。


 エイラが放った魔法と同時にアグに到達――刹那、アンナも彼に飛びつく。


 間違いなく一撃は与えた――そう思ったのだが。


「きゃっ!?」


 ガキンと金属音が響いたと同時に、剣を放ったアンナが弾かれる。


「アンナさん――ううっ!」


 咄嗟にエイラが彼女をキャッチするが、衝撃に耐えきれず尻餅をついた。


「大丈夫か!?」


 俺は駆け寄ろうとする。


 だが。


「っ……!」


 アンナたちに伸ばした手は、突如現れたアグの右手に掴まれる形で二人に届くことはなかった。


 いつの間に……ここまで移動してきたんだ……?


 距離は……かなりあったはずなのに。


 一瞬で俺の隣まで……。


「たっく、甘いねぇ。せっかく相手してやるんだからもっと努力しなきゃなぁ?」


「アグ……!」


 


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