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【書籍化】外れスキル《ショートカットコマンド》で異世界最強〜実家を追放されたけど、俺だけスキルの真価を理解しているので新天地で成り上がる〜  作者: 夜分長文
第一部七章

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95/111

95.始まり(イダト視点)

「これが精霊火薬だ。お前にもやるよ」


 王都内、時計台の頂上にて。


 アグはイダトに精霊火薬を手渡した。


 現在は夕方であり、空はオレンジ色に染まっている。


「ああ。貰っておく」


 イダトはこくりと頷き、精霊火薬を受け取った。


 これから復讐が決行される。


 自分にとって、運命の日とも言えよう。


 自分は、リッターによって全てをめちゃくちゃにされた。


 だから、自分はリッターの人生をめちゃくちゃにする権利もあるはずだ。


「それにしても綺麗な夕焼けだぜ。これから、もっと赤くなる」


 時計台に座ったアグは、くつくつと笑いながら呟く。


「お前も楽しみだろ? なあ?」


「もちろんだ。絶対に……リッターは殺す」


 イダトはぎゅっと精霊火薬を握り、唇を噛みしめた。


「いいねぇ、その顔だよ。一番美しい顔をしている」


 そう言って、アグは立ち上がる。


「……リッターたちが来ているな。まさか感づいたか」


「リッターが来ているのか!? 本当に言っているのか!?」


 彼の名前を聞いた瞬間、イダトは慌てた様子でアグの肩を揺さぶる。


 今すぐに戦いたい。


 今すぐに戦って、今すぐに殺してやりたい。


「まあ待て。まずは精霊火薬だ」


「……分かってるよ! たっく!」


 イダトは悪態を吐きながら、地面を蹴る。


 さっさと殺してやりたいのに。


「しかし……成長したようだなぁあいつも。そろそろ相手してやらねえとなぁ」


 言いながら、アグは地面に手を置く。


「それじゃあ行こうぜイダトさんよぉ? 精霊火薬がどんなものか見せてやるよ」


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