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【書籍化】外れスキル《ショートカットコマンド》で異世界最強〜実家を追放されたけど、俺だけスキルの真価を理解しているので新天地で成り上がる〜  作者: 夜分長文
第一部七章

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94.欠片(イダト視点)

「なんだそれ……? 何か……石の欠片か?」


 ネックレスの先には、石の欠片のようなものがくくり付けられていた。


 何の変哲もない、ただの石にしか見えない。


 秘密兵器と言うにはあまりにもちゃちだ。


 お守り程度のものを秘密兵器と言われても反応に困る。


「お前は分からないか。しかしこいつはすごくてね、持つだけで半端じゃないほどの力を扱えるようになる」


「これがか? 何かの魔法石とか……には見えないけれど」


 疑問であった。


 こんな石の欠片を持つだけで、半端じゃないほどの力を扱えるようになるだとか。


 正直信じられない。


「大マジだぜぇ? どんな素人でも、たちまち賢者のような力を使えるようになるんだ」


 そう言って、アグはイダトにネックレスを投げ渡す。


 イダトは受け取る――瞬間のことだった。


「……!? なんだ、これ」


 ネックレスを握った途端に、体の奥底が熱く震えるのが分かった。


 信じられないことなのだが……今まで感じたこともないような力を感じる。


 イダトは驚いた表情を浮かべていると、アグはにやりと笑った。


「すごいだろ? お前にやるよ。だからしっかり働いてくれよぉ?」


 アグはくつくつと笑いながら、ちらりと窓の外を眺める。


 そろそろ王都だ。


 倣うように外を眺めると、王都の街並みが見えてきた。


 今から、自分は復讐をするんだ。


「さぁ、気合いを入れていこうぜ。せっかくの復讐なんだ。楽しまなくちゃあもったいないぜ?」


「ああ……感謝するよ。アグ」

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