表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【書籍化】外れスキル《ショートカットコマンド》で異世界最強〜実家を追放されたけど、俺だけスキルの真価を理解しているので新天地で成り上がる〜  作者: 夜分長文
第一部七章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

93/111

93.考え(イダト視点)

「お前……アグって言ったか。お前はどうして僕なんかに手を貸すんだよ」


 イダトは王都へと移動する馬車に乗り、正面に座っている男――アグに声をかけた。


 アグは楽しそうに笑みを浮かべながら足を組んでいる。


 自分に対して上からな姿勢に関して言えば、心底ムカついてしまうが今は諦めもついていた。


「良い質問だな。確かに、底辺にまで落ちたお前なんかに手を貸すだなんておかしな話だ」


「……ちっ」


 イダトは舌打ちをつき、背持たせに体を預ける。


「さっきも言ったが、オレは王都を破壊したくてね。理由は……復讐だよ。そういう意味ではお前と同じだな」


「なんで破壊なんか」


 正直、イダトにとって理由だとかは興味がなかった。


 強いて言うなら反射的に出てきた言葉であり、社交辞令のようなものである。


「そっちの方が燃えるだろ? せっかくの復讐なんだ。一発大きな花火を上げたいとは思わないか?」


「趣味が悪いな。だが、悪くはない」


 イダトは大きく息を吐き、腕を組む。


 王都の破壊……まあそれがもし成功するのならば、自分にもメリットはある。


 なんせ、王都はリッターが拠点としている場所なんだ。


 きっと、リッターにとって大切な人もそこに暮らしているだろう。


 破壊できるのならば……嬉しくないわけがない。


「しかしどうするんだ。王都の破壊だなんて……正直無茶な話だとは思うんだけど」


 当然の疑問である。


 簡単に言っているようではあるが、場所は王都なのである。


 そこら辺の村を破壊するのとはレベルが違う。


「ミスリルと火薬を合わせた精霊火薬を使用する。だけれど、それだけじゃ少し心細いから――秘密兵器があるんだよ」


 アグはにやりと笑い、一つのネックレスのようなものを取り出した。

【夜分からのお願いです】


・面白い!

・続きが読みたい!

・更新応援してる!


と、少しでも思ってくださった方は、


【広告下の☆☆☆☆☆をタップして★★★★★にしていただけると嬉しいです!】


皆様の応援が夜分の原動力になります!

何卒よろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ