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【書籍化】外れスキル《ショートカットコマンド》で異世界最強〜実家を追放されたけど、俺だけスキルの真価を理解しているので新天地で成り上がる〜  作者: 夜分長文
第一部七章

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73.なんでだよ!

「うわ~服がたくさんある」


 俺が手を引かれた先は、かわいい系の服屋だった。


 若い女の子が好きそうな服が色々と並んでいる。


 もちろん前世日本であった服とは色々と違うところもあるが、可愛さで言えばどっちも同じくらいだと思う。


「男なんて誰もいねえ……」


 周囲を見渡してみると、アンナと同い年くらいの女の子しかいない。


 まさに場違いである。


 俺は若干の気まずさを覚えながら、二人の背中に隠れる。


「どんな服があるのかな~! 新作あるかな!」


「しっんさく! しっんさく!」


「服に新作とかいう概念あるのか……?」


 俺が怯えながら尋ねると、アンナが驚いたような表情を見せる。


「え……!? そこから!?」


「マジですかリッター様!? まことですか!?」


 そんな顔しないでくれ。


 俺は服とか興味なさすぎて、色々と分からないことがあるんだ。


 前世では服なんて同じものを三着くらい買って、それを着回していただけだし。


「まあいいや! リッターには可愛いか可愛くないか判断してもらうだけだし!」


「男の人の意見は貴重ですからね! ふんふん!」


 テンション高いなぁ……。


 俺は変わらず、二人の背中に隠れながら服を選んでいる様子を見ていた。


「これとかどうかな? ひらひら!」


「水色ってのがいいですね! 綺麗な感じです! こっちもいいですよ!」


「ピンクかぁ! でも私に似合うかなぁ?」


 何やら、服の色で悩んでいるようだった。


 俺はこんなのもあるんだなぁと思いながら眺めていたのだが。


「リッターは何色がいいと思う?」


「……お、俺!? 俺に聞くのか!?」


 まさか俺に聞かれるとは思わなくて驚いてしまう。


「当たり前じゃん! 男の人の意見が聞きたいって!」


「なのですよ!」


 マジか……。


 でも俺なんて何も分からないしな。


 女の子の気持ちなんて学んだ経験ないし。


「ぴ、ピンク?」


 俺が恐る恐る指を差すと、二人はうむむと唸る。


「なんか違うから水色にしよっと!」


「いいですね! それが良いと私も思っていました!」


「なんで俺に聞いたんだよ!? 決まってんじゃん!?」


「ふふふ。そういうものなのだよ」


「リッター少年! 理解するのです!」


「…………」


 そう、なのか……。


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