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【書籍化】外れスキル《ショートカットコマンド》で異世界最強〜実家を追放されたけど、俺だけスキルの真価を理解しているので新天地で成り上がる〜  作者: 夜分長文
第一部七章

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72.おっ買い物!

「おっ買い物! おっ買い物!」


「なっのです! なっのです!」


「ご機嫌だな二人とも」


 俺は珍しくご機嫌な二人を見て、少し笑ってしまう。


 ここまで機嫌がいいのは、少し初めて見たかもしれない。


 というか……まあ二人は何かと冒険者業のことをずっと考えているイメージがあったから意外だった。


 なんていうか、すっごく女の子っぽい。


 俺は二人がスキップをしながら歩いている後ろを、急ぎ足で追いかける。


「お買い物って何をするんだ? っていうか、この辺り陽の気配がして息が詰まりそうだ……」


 王都に来てからかなり時間が経ってはいるが、ここに来たのは初めてだ。


 主に店はオシャレな飲食店や洋服屋、なんかキラキラした店がたくさんある。


 前世でもこんな場所には行ったことがないし、寄りつこうと思ったこともない。


「服を見たくてさ! 実際こういうことはあまりしないんだけど……ほら。今回は私たちも色々頑張ったじゃない?」


「そうです! リッター様のために頑張ったのでご褒美と行きたくてですね!」


「まあ……確かにそうだな。でも……俺は……場違い感あるなぁ……」


 俺は周囲にいる女性の皆様方を見て、体を震わせる。


 みんな、オシャレだ。


 前世の高校時代、キラキラとした同い年の女の子に怯えていたのを思い出す。


 俺は根っからの陰キャだからな。


「意外と楽しいかもしれないよ? ほら、チャレンジすることは大切だし」


「そうなのか……?」


「そうですよっ! リッター様もなんだかドキドキワクワクしてきませんかっ!?」


 エイラがばっと腕を広げて見せて、目を輝かせる。


 ドキドキワクワクかぁ……。


 俺はもう一度、周囲のお店や人々を見てみる。


 ……やっぱり俺とは違って陽キャばっかだ。


 オシャレな人ばかり……。


 俺が返事に困っていると、アンナが突然手を握ってきた。


「もう! まあ行けば分かるか!」


「え、ええ!?」


「向かうのです!」


 俺はアンナに腕を引っ張られながら、とある店に入ることになった。


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