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■ポンザレ達の所有する〔魔器〕一覧■

ポンザレ達が何を持っているのか、まとめてほしいという

要望をいただいたので、まとめました。

■ポンザレ達の所有する〔魔器〕のまとめ■


現在、ポンザレ達が所持する〔魔器〕をまとめました。



『木の指輪』

膨大な魔力を宿した木の指輪。遥か昔に、樹海に住む種族により、

何かの際の魔力貯蔵庫として作られたが、その何かは起こることはなく、

そのまま存在を忘れ去られていた。そのため人の世に出てからは、

常に自分が何をなすべきかを探し続けている。


ポンザレに運命を感じ、自身とポンザレの心臓を、

魔力の糸でつなげている。付けられた名前はエルノア。

〔魔器〕の世界では、銀髪に碧の目を持つ美しい女性の姿をしている。


今まで誰にも引き出されたことのない自身の魔力を、

ポンザレによって引き出されている。


ポンザレの身を守るべく、これはという〔魔器〕に出会うと

〔魔器〕の世界で自分達に加わるように声をかけているらしい。




『サソリ針』

付けられた名前はニルト。

元冒険者のお婆ちゃんが冒険者を引退後、

長らく使われていなかったところを、エルノアに誘われて、一緒になった。

(と言っても自分で動けるわけではないので、エルノアと共に、

お婆ちゃんの無意識に一生懸命働きかけた。)

〔魔器〕の世界では、燃えるような赤い髪とワンピースの

元気で生意気な少女の姿をしている。




『小鳥の鈴』

汚泥の沼で、亡霊の少女に譲られた小鳥の形をした青い鈴。

付けられた名前はスティラ。

中の玉がなく、普段は鳴らないが、ポンザレの身に危険が迫ったとき、

エルノアが何かを伝えたいときに、ピーヨピーヨと鳴く。

その鳴き声は、普通の人の耳にはほとんど聞こえず、

ポンザレと仲間達にしか聞こえない。

〔魔器〕の世界では青い小鳥の姿をしており、

ポンザレの頭の上によく乗っている。




『襟巻』

バザールの街、グラゾーで買ったもの。付けられた名前はウィルマ。

〔魔器〕の世界では、薄灰色の髪に黒い瞳、

小さくとがった三角の獣耳を持った少女の姿をしている。


元々はマントの〔魔器〕で、赤いマントの部分であらゆる炎をはじき、

襟巻の部分で所有者の動きを助けていた。

何者かによって引き裂かれてしまったが、〔魔器〕の意識は襟巻として残った。




『かすみ槍』

ポンザレが、鍛冶屋のバンゴ親方と一緒に作った短槍。

穂(槍の刀身)が、揺らめいて霞んでいるように見える。

〔魔器〕ではあるが、込められた魔力量も多くないため

自我は芽生えていない。石突き(穂の反対側)に、

サソリ針を取り付けられる加工がされている。

(サソリ針を取り付けた場合は、サソリ槍と呼ばれている)




『黄金爆裂剣』

ザーグが使う片手剣。

魔物を操る、黄金の腕輪の〔魔器〕を溶かして、

ザーグ愛用の剣にメッキして作られた。

気を込めることで、爆発を起こし対象を爆散する。

派手で殺傷能力も非常に高いが、戦った後は周囲が

血や欠片が飛び散り汚いことになる。




『白い眼帯』

ミラが使っている〔魔器〕の眼帯。

眼帯をつけた側の目では、黒い空間に人間や魔物が

陽炎のような形で映し出される。壁や岩などを透かして、

見えるため、斥候のミラとは相性のよい〔魔器〕。



『光矢の指輪』

ミラが使っている、光線を打ち出す指輪の〔魔器〕。

何にでも穴を開けられるとされているが、真っ直ぐしか飛ばず

ある程度離れてしまうと威力は落ちる。

また開けられる穴も小さいものなので、致命傷は与えづらい。



『ナシートリーフ』

マルトーの持つ弓の〔魔器〕。

複数の素材を組み合わせた複合弓で、

その製作に使用された接着剤は、希少な生き物である山オロの皮を

煮込みながら、ポンザレが魔力を込めて作った特別なもの。

軽く引くだけでも、全力で引いたのと同じほどの威力を発揮し、

放つ矢はマルトーの意思で曲げることができる。


悪竜の牙を矢じりに使った矢は、空色や緑など五色に

塗られており、状況に応じて使い分けることで、

相手に対処されにくいように工夫されている。



『毒消しの指輪』

『汚泥の輩』の双子が所有していたもの。

二つあったが、一つはゲトブリバの街の犯罪者ギルドの頭マグニアが、

どこかに売り払った。毒の短剣で暗殺未遂にあったため、

普段はザーグが身に着けている。




『小壺(親子壺)』

同じ形をした大小の壺のうちの小さい方の壺。

小壺の拾った音は、親壺でいつでも聞けるという〔魔器〕。

ザーグ達は、毎夜に小壺に向かって旅の成果を報告しており、

マグニアが親壺でそれを聞いている。




『みなぎる力のメイス』

ビリームが所有する異様に重いメイス。

ゲトブリバを襲撃した『汚泥の輩』の将軍が装備していた伝説の〔魔器〕、

みなぎる力の鎧を叩いて丸めて、柄頭にしたもの。

鎧の小手と一緒に使うと、使用者の肉体を強化し、

その重さはないも同然になる。




以上が、ポンザレ達の持つ〔魔器〕になります。


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