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【33】ポンザレと悪いお姉さん


冒険者ギルドのカウンターは、日雇いや冒険者の仕事を斡旋する場所で、

そこに座るギルド職員の九割は可愛い、または美人のお姉さんである。

(残りの一割は男性職員である。)


そして、このカウンターは大事な出会いの場でもある。



多くの冒険者は日雇い労働者とあまり変わらず、

その日暮らしの人間がほとんどであるが、

中には才覚があり、活躍をする人間もあらわれる。


そういう冒険者は、より実入りのいい仕事をこなすようになり、

部屋や家を借りて生活も安定していく。

生活が安定して余裕が出てくると、その分独り身の寂しさが募ってくるのか、

次はパートナー探しに目が向けられる。


食堂や商店で働くお姉さん達以上に身近で、冒険者という仕事に

理解があり、何より美人である…ギルドのお姉さん達に、

冒険者が惚れてしまうのはしょうがない。


ギルドのお姉さん達からしても、才覚と実力のある冒険者は、

パートナーとして魅力的だ。荒事に慣れている者も多いため、

度胸もあり、頼りがいがある。そして何より、お姉さん達は、

仕事の斡旋をしているため、冒険者の実力や収入を

おおかた想像をすることができる。


そう、ギルドのカウンターは恋の戦場でもあった。



そんな恋の戦場に、歴戦の強者がいた。

名前をリリミ。

年齢は27。農村部では18歳、都市部では21歳前後と言われる、

いわゆる適齢期を、“少しだけ”(本人談)過ぎた女性である。


リリミは悪いお姉さんだった。


気になった将来有望な若い冒険者にすぐ手を出す。

しばらくして飽きたら、あっさりと捨てる。

次から次へと若い冒険者に乗り換えるたびに、

「自分にはもっと合う人がいる」と言い続け、気がつけば、

後輩からも煙たがられるいい歳になっていた。


冒険者の中でも、リリミは有名人だった。

何も知らないウブな冒険者が、

愛想の良いリリミが受付にいる時を狙って仕事を探す、

そんな様子をため息交じりに眺める熟練者達、といった構図は、

もはや日常茶飯事で、冷やかす者もいなかった。

一度捕まると、無傷では戻ってこれないことから、

「落とし穴のリリミ」という通り名が秘かに付けられていた。


そんなリリミのせいで、街を去る将来有望だった冒険者も多く、

ギルドしては、昔からの悩みの種をどうにかしたいと常々思うも、

リリミの仕事ぶりは、残念ながら文句のつけどころがないほど優秀だった。


そんなリリミが、ポンザレに目をつけた。





その日、いつものお婆ちゃんの話し相手の依頼を終えたポンザレは、

集合住宅の自分の家に戻ると、日課である短槍の練習をしていた。


日も傾きかけた家の近くの広場で、ひたすら突く・引くの動作を繰り返す。

毎日練習をしろと言われたポンザレは、持ち前の素直さから、

怪我などで体を動かせない場合を除いて毎日、時間のある限り

一人稽古に励んでいた。


上半身裸で槍を振るたびに、ポンザレのお腹や二の腕はぶるんっと震え、

キラキラと汗が飛び散る。初めはその様子を見て、

鼻で笑っていた近所の人達も、ポンザレの強さが本物であることが知れ渡り、

加えて空気を裂く槍の恐るべき速さを見て、今では何も言わなくなっている。


練習を終えて、はぁはぁと息を荒げたポンザレに

ひょいと手ぬぐいが差し出された。


「はい、ポンザレくん、これで汗を拭いて♪」


「はい、え、だ、誰ですかー?ぜぇぜぇ…」


「あれ、ポンザレくん、覚えていない?私、ギルドのリリミお姉さんよ♪」


「えーっと…あぁ、はい、どうもですー。」


「はい!汗を拭いてね♪」


「いえ、悪いからいいですー。自分のがありますー。」


そういって、ポンザレは近くの塀にかけた手ぬぐいで

汗を拭き、上着を着た。


(ちょっとー、出鼻をくじく子ねー。私の好意を受け取らないなんて、

いい度胸じゃない。)


リリミはムッとするが、表情には一切出さず、少し腰をかがめて、

胸元が大きく開いた服から覗く柔らかな胸を強調しながら話しかける。


「リリミね、たまたま、ここを通りかかったら、ポンザレくんが

一生懸命練習していたから、思わず見とれちゃったの。」


嘘である。

お婆ちゃんの依頼があった日の午後は、他の依頼を入れず、

かつポンザレが一人でいる可能性が高いことも調べ済みだった。

普段ポンザレは、パーティの誰かと共にいることが多く、

近づくチャンスがなかったのだ。


「ポンザレくん、もしよかったら、リリミと一緒にお食事でも…

どうかしら♪」


「えー、いやー…。おいらは、遠慮するですー。」


そう言いながらもポンザレの視線は自分の胸元から外れそうにない。

女は男の視線がどこに向いているのか、すぐにわかるのだ。


(しょうがない…少し強引に行くしかないわね。)


「だぁ~め!ポンザレくんは、リリミと一緒にいくの♪」


そう言って、リリミはポンザレの腕を取り、自分の胸に押し当てながら、

ぐいぐいと歩き出した。今までの数々の若手冒険者を落としてきた、

自慢のボディである。ポンザレの顔は見る見るうちに真っ赤になり、

口が高速でもぐもぐ動くのを見て、リリミは勝利を確信した。


(この子もすぐに私の虜になるわね。街一番のザーグのパーティだもの、

将来有望どころか、この子は相当稼ぐようになるわ。…そうね、まずは

二年ほど、がむしゃらに稼いでもらって、結婚すると同時にかわいい雑貨屋を

建ててもらおう。後は遺言もね。貯金は全部私に残すって書かせれば完璧ね。

…ふふふっ、私は幸せになるわっ!)


自分勝手な腹黒い思考を、幾重にも塗り重ねた化粧の下に隠して、

リリミはにっこりと笑い、ポンザレを掴む腕に力を込めた。

腕を掴まれたまま、ポンザレはよたよたとリリミに引っ張られ、

歩いていった。


少し離れた場所から、その様子を見つめる人物がいた。

楽しそうにキラキラと目を輝かせ、ショートの黒髪を揺らしながら、

後をつけ始めたのは…ミラだった。




リリミがポンザレを連れてきたのは、

魚や小エビを中心とした川の幸を出す食堂、『二人のボート亭』だった。

茹でエビの殻を剥いてお互いに食べさせあうと恋が叶うという、

非常に突っ込みどころのある噂で街のカップルに人気の食堂だ。


小さめの四角いテーブルには、長めの椅子が一つだけ置かれている。

リリミは、ポンザレが座ると当たり前のように横に座って、

店員に料理を注文した。

慣れないシチュエーションに、ポンザレは目を白黒させ、

口はもぐもぐと動いた。


少しして、テーブルにハーブ酒と、大皿に盛られた茹でた川エビ、

付け合わせの白と黒のソースの小皿、手を洗う水入りの小鉢と、

手拭き布が置かれた。


「ポンザレくん♪今日は、二人ともお休みだから…

お酒、ちょっとくらいいよね!?」


「え、いや、オイラはダメですー!飲まないですー!」


「えーリリミ、ポンザレくんが飲むところ見たいな~っ♪」


ポンザレは、人生初めてのお酒を飲んだ後に、

荷物を全て盗られた苦い過去がある。

それ以来ポンザレは酒を飲んでいない。

ふわふわした気分になりすぎて、自分でも良くないと反省したのだ。


頑なに拒否するポンザレの態度を見て、リリミはすぐに引き下がる。


「ごめんねぇ、リリミ…ポンザレくんは、いっつもがんばっているから、

良いかなって思ったの…。」


私はあなたのためを思って言ったの…そういったニュアンスを強調して、

断ったことにしっかりと罪悪感を植え付けるのも忘れない。

だがポンザレは困り顔をしているものの、実際どう感じているのかが、

リリミにはいまいち読み切れなかった。


「じゃあ~ポンザレく~ん♪リリミがエビを剥いて、食べさせてあげる!

はい、あ~ん。」


「え、自分で食べれるからいいですー。」


「そんな悲しいこと言うと、リリミ泣いちゃうぞっ!ね?はい、あ~ん!」


「…えー、恥ずかしいから、おいらいいですー。」


その時、ポンザレの左手の薬指になぜか一瞬だけ痛みが走った。

ポンザレが、その痛みに気をとられた隙に、リリミの剥いたエビが、

口に押し込まれた。


ポンザレは初めてエビを食べた。口内のエビはプリプリと歯ごたえがあった。

少し酸味のある白いクリームと絡んで、噛むたびに口の中で身が踊り、

旨みがあふれ出る。


指輪の痛みを一瞬で忘れたポンザレは、リリミに言い放った。


「もうっ…自分で食べるからいいですー!」


「え?ポンザレくん、それって、きゃっ!」


ポンザレはリリミを押しのけ気味に、茹でエビのお皿を自分の方に寄せると、

ばりばりと殻を剥いて、どんどん口の中に入れ始めた。


肉とも野菜とも異なる、そのプリプリプニュプニュとした、

口の中で弾けまわる食感は、ポンザレの心を捉えて離さなかった。

合わせるソースも、白は甘酸っぱくてまろやか、黒はあっさりピリ辛味で、

これ以上ないほどにマッチしている。


剥いた殻が山となって積まれ、大皿が空になって、

ようやく手と口を止めたポンザレは、はたと気がつくと

リリミに頭を下げて謝った。


「す、すみませんー…。あまりにも美味しくて、ついー…。」


「い、いいのよ、リ、リリミ、たくさん食べる人、す、好きだから。」


(な、なんなのよ!この子!体型通りの意地汚さねっ…でも、このまま、

この食堂にいたら…この調子で食べ続けるのかしら。それははまずいわね。)


「ポンザレくん♪リリミ、外を歩きたいなっ。」


「あっ!」


「どうしたの?」


「ごめんなさいー、おいら、練習終わってそのまま来ちゃってるから、

お財布持ってきてないですー。」


「はぁ!?…え、ゴホン、だ、大丈夫よ、リ、リリミから誘ったから、

ここはリリミが、ご、ご馳走しちゃうわね♪」


「え、なんだか悪いですー。」


「いいのよ♪リリミお姉さんにまかせてね♪」


「えへへ、すみませんーありがとうございますー。」


(え?明日お金渡しますとか、何とか言えよー!本当に奢らせる気なの!?

奢らせるのっ!?)


「…じゃあ、ポンザレくん、お外歩こうか♪」


「はいーわかりましたー。」


リリミは、額に血管を浮かべながら会計を終わらせ、

ポンザレと一緒に店を出た。



夜風がリリミの熱くなった頭を冷やす。

リリミは怒りを静め、冷静になると作戦を練り直した。


(この子、何を考えているのかわからないし、反応も鈍いし。

…もういいわ。このまま家に呼んでとにかく既成事実を作る。

ちょっと早いけど、一気に決めるわ。終わった後には、

もう逃げられないってわかるでしょ。)


二人が歩いているのは『恋人通り』と街の若者に呼ばれる石畳みの通りで、

薄暗がりの中、カップルがそこかしこで、顔を近づけながら

愛をささやき合っていた。

リリミはポンザレを誘導して、通り沿いに一定間隔に置かれた

木のベンチに座った。


「ポンザレくん♪ポンザレくんは左手の薬指に指輪をしてるんだね。」


「はい、そうですー。」


冒険者になる前の、日雇いで日々を暮らしていた頃のポンザレは、

仕事で指輪を汚すのが嫌で、左手にだけ薄い革の手袋を着けていた。

また、変わった指輪をつけていることで、盗人やその他の人間から、

目を付けられるのを防ぐ効果もあった。


その後、冒険者になってからは、ポンザレは手袋を外していた。

武器を握るには、なるべく素手の方がいいというザーグの教えが

あったからだ。また、街一番の冒険者ザーグのパーティのポンザレを

わざわざ騙したり、襲おうとする人間もいなかった。


今は、指輪を汚さないように日々注意をし、手もこまめに洗っていた。

ポンザレは、自分の指輪が〔魔器〕なのかのどうかは、

相変わらずよく分かっていなかったが、

不思議なことに指輪は、汚れることも壊れることもなかった。


「リリミね、ずっと聞きたかったの。ポンザレくん、

左手の薬指ってことは、もう誰か愛し合ってる人がいるのかなぁ?」


「あ、愛し…!?」


「正直に、リリミに教えてほしいなぁ♪」


(ふん、正直に言おうが嘘をつこうが、どっちにしろ…

この子は私のものよ。)


「お、おいらには、そんな人はいないですー。」


一瞬、頭の中を何かがよぎったような気がするが、

ポンザレにはわからなかった。


「そうなんだ♪うふふ…じゃあ~えいっ♪」


リリミはポンザレの左手を掴むと、自分の胸にぎゅっと押し当てた。


「え…え…!?」


動揺するポンザレの耳に、リリミは口を近づけて吐息をはきながら

甘くささやく。


「リリミ…ポンザレくんの…はじめてに…なりたいな♪

このまま…リリミのお家に来ない?」


「え、えぇ…あ…あの…。」


かつてないほどの早さで、ポンザレの口がもぐもぐもぐもぐ…と動く。

汗がたらたらと垂れて、ポンザレの目は腕に押し付けられたリリミの胸と

地面とをせわしなく動いた。


「ダメ…かなぁ…んふん…。」


「あ…あの…。」



その時、左手の薬指の腕輪が、きゅうっと突然締まった。



「痛っ!いたたたたっ!」


リリミの腕を振りほどき、胸から手を放すポンザレ。


「え?ええ?ど、どうしたの、ポンザレくん!」


胸から手が離れると、指輪はもとに戻っていた。


ポンザレは、リリミの肩を両腕で押さえて、顔を見据えて一気に言った。


「おおお、おいらには!おいらには、もう理想のお姉さんが、

いるような気がするんです!よよ、よくわからないんですけどっ!」


「は?」


「だから、お、おいら、もう、帰りますー!」


そう言ってポンザレは、ベンチにリリミを残し、走り去っていった。



一人残されたリリミは、呆然としてポカンと口を開けたままだった。




ポンザレの姿が見えなくなり、大きく開いた胸元に

ひんやりとした風を感じ始めた頃、ようやくリリミは自分を取り戻した。

抑えきれない怒りがリリミを支配し、心の中にひた隠していた本音が

吹き上がる。


「あのガキっ!なんなのっ!なんなのよっ!

…あぁぁ、人の胸触っておきながら、痛いとか意味わかんないしっ!

…あぁぁぁ!しかも!金を払わされたし!」



「そいつは、授業料と思って払っておいていいんじゃないかい?」


「!!だ、だれ!?」


暗がりから姿を現したのは、マルトーとミラだった。


「あ、あらマルトーさんに、ミラさん、こ、こんなところで

どうしたのですか?」


リリミは、素早くギルドの受付モードに切り替える。


「ははっ、今さら取り繕わなくていいさ。でね、うちのポンザレには、

もう手を出さないでおいてもらえるかい?」


「えー、ポンザレくんが、リリミのことを好きになったと…。」


リリミはその後の言葉をグッと飲み込んだ。

マルトーが軽く腹に力を込めて、リリミを見たからだ。


死地を何度も潜り抜けてきた冒険者の胆力、迫力を受けて、

まともでいられる人間はそういない。急に底冷えしたかのような、

不気味な寒さを感じて、リリミの歯がカチカチと鳴る。


「あんたも…わかってるんだろう?もう一度言うよ。

うちのポンザレには手を出さないでおくれ。」


「…ポンザレは私達が手をかけて育てている。…ちょっかいは

出さないでほしい。」



「…ふ、ふん、わ、わかりました。あ、あんな子供…

わ、私のほうから願い下げですっ!」


唇を震わせながらも、リリミは何とか言い切った。

その様子にマルトーは、ふっと笑うと背中を向けた。


「あんたも、たいしたもんだね。じゃあね。」


「…ポンザレに手を出さなきゃ何もしない。じゃ。」


そのまま二人は、明るい街の通りへと消えていった。


残されたリリミは、大きなため息をつくと、自分の家に帰っていった。





通りを歩きながらマルトーが笑う。


「しかし、ポンザレのやつ、傑作だったね。」


「…見ていて飽きない。」


「そういえば、ポンザレ、理想のお姉さんって言ってたけど、

あれはあたしのことかい。いやぁ、まいるね、はっはっは。」


「…マルトー、勘違いしている、ポンザレはマルトーとは言ってない。

…というか、『理想のお姉さんがいるような気がする』と言っていた。」


「ちぇっ、そうだったかい…。ミラ、時間あるんだろう?飲みに付き合いな。」


「…今日はそのつもり。」


「ありがとよ。じゃあ行くかい。ポンザレの話ででも盛り上がるかね。」



そのポンザレは、走って家に帰っていた。

急いで歯磨きだけすると、ベッドに飛び込んだ。


女性の胸を触ってしまったドキドキがまだ残って、

気持ちが落ち着かなかった。

左手薬指の指輪をさすって、気持ちを落ち着かせながら、

あの痛みはなんだったんだろうと考えるが、何も思いつかなかった。

半ば興奮状態のままではあったが、気疲れも手伝って、

すぐにポンザレは眠りに落ちていった。





しばらくして、ギルドの受付のお姉さん達が、ポンザレに優しくなった。


年長者で、何かと目の上のたんこぶ的な存在だったリリミが

いつものごとく若い冒険者にちょっかいをかけたが、

こっぴどく振られた、そしてそれがポンザレだという噂が流れていたのだ。


ポンザレが絶対にリリミの受付には行こうとしないこと、

リリミもポンザレが来ると避けることも、その噂の信ぴょう性に拍車をかけた。



ギルドのカウンターは恋の戦場。

今日もまたどこかで恋のゴングは鳴っている。



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